世界的に見ても日本の子供達は夜更かしをする傾向があり、「夜更かしは不良の始まり」なんて言うくらい実はとても危険です。
子供の理想的な睡眠時間は
●幼児 10~13時間
●小学生 9~12時間
●中学生 8~10時間
と言われており、私たちが思っている以上にたくさんの睡眠が必要です。幼児は保育所などでお昼寝タイムがあり、睡眠時間をカバーすることもできますが、小学生や中学生でお昼をする子は少ないと思います。
睡眠時間が少ないと、
・睡眠時間が少ない
↓
・脳が酔っ払い状態(酩酊状態)になる
↓
・集中できない、やる気が出ない、
記憶が出来ない、 我慢が出来ない
↓
・勉強、学校、先生そして自分が嫌いになる
↓
・非行や不登校になる
というような危険なサイクルに陥ってしまう可能性が非常に高くなります。
睡眠不足は健康面においても免疫力低下、慢性疲労や自律神経の乱れによる生活習慣病、肥満などを引き起こす確率が高まり、成長ホルモンの分泌量が減るので骨や体が形成されにくくなります。
睡眠不足によるメリットはありません。デメリットのみです。
それでは、子供の睡眠時間を確保するためにはどのようにしたら良いかを思われる保護者の方もたくさんいらっしゃると思いますが、それは当たり前のことを当たり前にやることが重要です。
・日中に太陽の光を浴びて、たくさん遊ぶ
・スマホやテレビなどのデジタル機器を
なるべく触らせない
・お風呂は寝る1~2時間前に入る など
難しくても心掛けることで少しずつ睡眠習慣は改善します。
また、休日に睡眠不足を解消しようと思って、寝だめするのはおススメしません。
体内時計が狂ってしまいかえって体の不調の原因になりますので、毎日同じサイクルで過ごすことを心がけましょう。
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