
先日、息子が通う小学校の授業参観に参加しました。
今回の授業参観のテーマは「夢☆未来プロジェクト」と言って、子供たちが将来なりたい夢とそのためのロードマップを発表するものでした。
自分の得手不得手、好きなことや嫌いなことを見つめ、将来なりたい職業やそのためのロードマップを1人1人が発表する。
子どもの頃の授業参観としてはありがちなものですが、自分の子供の夢を聞くのって、親としては楽しみですよね。
発表の仕方も子供たち1人1人が工夫し、こちらが感心するくらい具体的なロードマップを描いている子もいました。
子供たちが描く将来の夢にはYou Tuberや和菓子職人、デザイナーと言った、一昔前の定番であるプロ野球選手やケーキ屋さんなどと言ったものとは異なるものもあり、正直、時代の変化を感じました😓
そんな中、私の息子が掲げた夢は「料理人」になること。
その理由は「料理を作ることが好きだから」と言うものでした。
ちょっと前まではプロゲーマーと言っていたような気がしますが、私はなぜ息子が「料理人」になりたいと思ったのか、その授業参観で初めて聞き、確かに息子らしいなーと思いました。
私には2人の子供がいますが、確かに上の子である娘はあまり料理をしませんが、下の子である息子が台所に立ち料理をしている姿をよく目にします。
息子が作る料理はインスタントラーメンやみそ汁などの簡単なものですが、私自身が小学4年生の頃は料理をしていなかったことを考えると、息子はお手伝いと言う名の料理が好きなんだと思います。
息子が描くロードマップは、高校卒業後に調理学校に入り、20歳で弟子入りし、30歳で自分のお店を持つというもので、小学4年生ながらそんなことまで考えているのかと😓
自分の夢に対するロードマップをイメージし、そのために必要なことを考え、自分の親の前で発表する。
これが今回の授業参観のテーマでしたが、授業の内容も私が小さい頃とは異なり、自分の夢をただ漠然と考えるのではなく、夢の実現に向けて必要なことを考えさせる。
子供たちの創造性を鍛えることが、今の教育方針何だと思います。
正直今回の授業は、敷かれたレールをただ歩んでいる大人より難しいことをやっているのでは…?
と思う内容でした。
それに、純粋な子供たちが発表の中で発した
「お父さん、お母さんの小さい頃の夢は何でしたか?」
「その夢になれましたか?」
「お父さん、お母さんの将来なりたいことは何ですか?」
と言う問いに、保護者自身が子どもの頃に描いた夢を諦め、ただ惰性のまま生活している自分に気付いたのではないかと思います。
大人になると純粋である子供たちから学ぶことが、とても多い気がします。
今回の授業参観を受けて、息子の夢を応援したいと思うのと同時に、今の自分の夢をもう一度、追い求めたいと思わせてくれる貴重な機会となりました。
大人になったからと言って夢を諦める必要はありませんからね。
いつまでも夢を追い求める少年のような大人でいたいものです😊
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