先日、子供たちとボルダリング(クライミング)を体験してきました。
以前、親が子供と一緒に遊ぶことの重要性については、このブログでも紹介しましたが、私は週末には子供たちと出掛けるようにしています。
コロナ渦の中なので、県外へのお出掛けは出来ないのですが、県内に子供でも楽しんでボルダリングが出来る場所を見つけたので、連れていくと楽しそうに遊んでいました。
周りにはレベルの高い子供たちもいて、最初は少し物怖じしていたのですが、次第に慣れ、気がつけば手が痛くなるのも忘れて、夢中で遊んでしました。
帰りの車内で爆睡するくらいだったので、楽しかったんだと思います。
私は子供たちと遊ぶときに体験や経験に繋がる事させてあげたいと思っています。
経験や体験の重要性はアメリカの心理学者・行動経済学者であるダニエル・カーネマン氏がお金で幸せを買う方法は「経験と体験を得られることにお金を使うことだ」と述べていたからです。
ダニエル・カーネマン氏の研究では、年収800万円までは、年収が増えるほど幸福度も増えるようですが、それ以上年収を増やそうとすると何かを犠牲にしなくてはいけないため、あまり幸福度は上がらないと述べていました。
経験と体験を得られることは、
①.お金を使うことで他人との関りや新たな知人・友人が増えたり、世の中との繋がりが実感できる体験
②.この先何年も楽しい気持ちで繰り返し語ることのできる経験
③.理想とするイメージあるいは、なりたい自分に繋がるための経験
などです。
経験や体験ではなく物を欲しがる人というのは、実は物で見栄を買っているだそうです。
「本当に性能で買っているのか?」「ブランド名で買っていないか?」と自問自答してみると案外、見栄で買ってしまっていることがあるのではないでしょうか。
私も以前はコレクションとして物を買っていたタイプの人間ですが、心理を知ると、使わないものにお金を使うことが馬鹿馬鹿しくなり、それ以来、物欲は極端に減りました。
それらのことが以下の本に述べられていますので、お金と幸福について知りたい方は、ぜひ、本を手に取って読んでみてください。
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