家が100万円で買える未来

人生で1番が高い買い物と言われる“マイホーム”が近い未来には数10万~100万円で購入できる時代がやってくるかも知れません。

・・・えっ!(;・∀・) 車より安いじゃん!!

衝撃的な内容ですよね。

マイホームと言えば、土地代も含めると安くても数千万はする人生で1番高い買い物ですし、購入後、住宅ローンに追われ、定年まで働かなくてはならないくらい、私たちの人生を圧迫する買い物ですよね。

“何言ってるんだよ”と思われる方もいるかも知れませんが、私たちが1度は耳にしたことがある技術で出来るようになるかも知れないんです。

その技術とは“3Dプリンター(3Dプリンティング)”です。

3Dプリンターとは、簡単に言うと3Dの設計データを基にして、立体モデルを製作する機械のことです。

画像:3Dデータ
RICOH HPより 3Dデータ

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画像:3Dプリンター出力(造形)
RICOH HPより 3Dプリンター出力(造形)

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画像:造形完了
RICOH HPより 造形完了

“3Dプリンター”はプラスチックや樹脂などの素材しか印刷できないイメージですが、技術進歩により現在では、金属、細胞、ガラス、コンクリート、皮革なども印刷できるようになっています。

この“3Dプリンター”は細かい部品まで寸分の狂いもなく印刷できるため、主に模型や医療現場における移植用臓器(人工腎臓)や血管を作ったりするのに用いられてきた技術ですが、その技術を実際の建築現場に用いようというのです。

実はこの技術、既に中国では実際に用いられており、2014年には24時間で200平方メートルの住宅を10棟建てた建設業者もいて、驚くことにその費用は50万~60万円だったと言います。

それ以外にも5階建ての集合住宅を週末だけで印刷したり、2017年には57階建ての高層ビルを19日で建設したという事例もあります。

また、2019年にはアメリカ(カリフォルニア)のマイティ・ビルディングは3Dプリンティング+ロボティクス+材料科学を用いて、建築基準法に適合した1戸建て住宅を人件費を業界平均の1/10、最終価格は1/3で完成させたという事例もあります。

技術進歩が進む未来において、日本でも3Dプリンティングで建設さえた家が当たり前に来る日も近いのかも知れませんし、地震の多い日本では、被災された方に仮設住宅を低コストで提供することが可能となるため、とても注目されている技術です。

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地震などの仮設住宅の写真例

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