精神科医が見つけた3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法

今回は樺沢紫苑さんの著書である「精神科医が見つけた3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法」をご紹介しようと思います。

いま話題! 発売たちまち4万部突破!
『アウトプット大全』(60万部)
『ストレスフリー超大全』(18万部)のベストセラー著者、渾身の集大成!
これは「幸福論」ではなく、初めての「幸福の実用書」です。
「幸福」とは、「脳内物質」だった!
コロナ禍、人生100年時代、AI化、スマホ依存
現代のあらゆる問題を1冊で解決!
簡単にできる習慣だけ! 最新データとエビデンスをもとに、人生を充実させる方法を具体的にわかりやすく教えるまったく新しい本!
・なぜ5分に1回スマホをチェックする人は、健康、仕事、人間関係のすべてを失うのか?
・朝散歩するだけで人生が変わるこれだけの理由
・「成功」イコール「幸福」の時代は終わった!
・すべての課題を解決する「幸せの3段重理論」とは

この本は精神科医である樺沢紫苑先生が出版された本であり、タイトルから興味を惹かれる本ですよね。

この本は私たちが幸せになるために何をしたら良いかが書かれている本です。

そもそも私たちが幸せを感じるときには100種類以上の脳内物質が分泌されているようですが、その中で重要な脳内物質が、①セロトニン、②オキシトシン、③ドーパミンと本書では紹介されています。

この3つの脳内物質は3大幸福ホルモンと呼ばれ、それぞれが以下のような幸福を感じたときに分泌されると述べられています。

①.セロトニン的幸福(心と体の健康の幸福)

 セロトニンとは安らぎや心の安定をもたらすホルモンとされています。天気の良い日に青空を眺めて清々しい気分になったり、大自然の中を散歩をして癒されたりするときに分泌されています。

 本書ではセロトニン的幸福を得るために以下の行動が推奨されていました。

 ・朝散歩 

 セロトニン神経は日光を浴びたり、リズム運動を行ったり、咀嚼をすることにより分泌されます。そのため、朝からリズム運動である散歩を行い、朝日をしっかり浴びて、朝食を食べることによって、1日のスタートダッシュが切れます。

 ・幸せに気付く

 日常の中に実は幸せは多く潜んでいるものです。青空がきれいとか、緑の自然が豊か等、日常生活の中にある身近な幸せに気付くようにしましょう。

 ・生活にメリハリをつける

 人間には自律神経と呼ばれる無意識の間に働いている神経があります。この神経は活動モードである交感神経とリラックスモードである副交感神経に分かれており、脳は活動モードによってその2つを切り替えています。現代人は仕事やプライベートでも活動モードでいる時間がどうしても長くなってしまいがちですので、意識的にリラックスモードを作るよう生活にメリハリをつけましょう。

②.オキシトシン的幸福(つながりと愛の幸福)

 オキシトシンは友情や人間関係などのつながりと愛のホルモンとされています。恋人と一緒に居る時間やペットと居る時間などに楽しいと思ったり、愛おしいと思ったりしたときに分泌されています。

 ・人とつながる

 恋人や赤ちゃんとのスキンシップ、友人やペットと交流を通してオキシトシンは分泌されます。孤独は私たちの寿命を縮める1番の要素という研究や論文もあるくらいですので、それくらい人との繋がりが幸福度に影響し、その結果、私たちの寿命にまで影響します。

 ・人に親切にして感謝する

 人に親切にすることで免疫力向上や老化防止に繋がります。また、誰かに親切にされた際に相手に感謝する事でもオキシトシンは分泌されます。まさしくWin-Winの関係です。

 ・動物や植物を育てる

 ペットを飼うことでストレス低減や血圧・コルステロールの低下がみられることが分かっています。ペットだけではなく、観葉植物を見たり世話をすることでも、幸福度が向上することが分かっていますので、デスクワークの方は、自分の机の上にさりげなく観葉植物を置いてみるのもいいかも知れません。

③.ドーパミン的幸福(お金、成功、達成、名誉、地位など)

 ドーパミンはスポーツ大会で優勝したり、ギャンブルなどに勝った時に分泌されるホルモンとされています。しかし、ドーパミン的幸福というのは一時的にはとても幸福になるのですが、長続きしないことが分かっています。宝くじに当たっても、その嬉しさが続くのは2か月程度しかない言われているくらいです。そのため、ドーパミン的幸福は①セロトニン的幸福と②オキシトシン的幸福とセットにすることで、幸せを長続きさせることが出来ますので、以下を意識してみてください。

 ・お金や物に感謝すること

 宝くじが当選したり、給料が増えた際にはそのことに感謝をしましょう。

 (オキシトシン的幸福とセット)

 ・制限する

 何かを制限をすることで、目の前に幸せに気付くことが出来ます。毎日、お菓子を食べている人が、食べない日を作ると次に食べるお菓子がとても幸せに感じるようになります。

(セロトニン的幸福とセット)

・コンフォートゾーンを出る

 コンフォートゾーンとは自分が安らげる空間や場所の事ですが、このコンフォートゾーンは自分がリラックスできる反面、自己成長が出来ないというデメリットがあります。このコンフォートゾーンではセロトニン的幸福とオキシトシン的幸福を得られますが、ドーパミン的幸福は自己成長であったり、挑戦したことによる達成感から得られるのもですので、バランスが重要です。

ちなみにこの幸福には優先順位があり、本書では①セロトニン的幸福→②オキシトシン的幸福→③ドーパミン的幸福とされています。

当たり前ですが、みなさん、幸せになりたいですよね?

幸せになりたいのであれば、是非、この本を手に取って読んでみてください。

また、樺沢紫苑先生自らYoutubeで本書の事を解説してくれていますので、こちらも是非、ご覧ください。

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