なぜ僕らは働くのか-君が幸せになるために考えてほしい大切なこと

ライフハック

今回は佳奈さんと池上彰さんの著書である「なぜ僕らは働くのか ~君が幸せになるために考えてほしい大切なこと~」をご紹介したいと思います。

【読者満足度、驚異の97.5% いま絶対に読むべき本】
子どもたちの見える世界が広がり、
自分の持つ大きな可能性に気づくことができる本。
(「朝日小学生新聞」編集部)
就職したら終わり、じゃない。
どんなビジネス書より先に読んでほしい
「仕事」の道しるべになる一冊
(「ダ・ヴィンチ」編集部)
子どものころに読む本としてこんなに良いものはないと思う。かけてくれたら嬉しいと思えるフレーズがたくさんあった。(35歳マーケティングリサーチャー)
「大丈夫。つまずいたら立ち上がればいい。」というセリフが印象に残りました。読み終わった後、何かを話すと大切なことが抜けていく気がして、口を開けませんでした。(13歳 中学生)
なぜ勉強をするのかという疑問に対して、今まで読んだ本の中でいちばんスッキリした答えをくれました。勉強のやる気がでました。(13歳 中学生)
今まさに就活中です。この本を読んで働くということへの視野が広がりました。友人にも薦めたいです。(21歳 大学生)
出来たら教育委員会をはじめ、教員の方には、皆さん読んでほしい! この本の想いを伝えていけば、これからの未来を担う子どもたちの大きな大きな糧になるはずだから!
(38歳 学校図書館司書)
「働く」や「将来」から目を背けて逃げていたけど、この本を読んで向き合いたいと思えました。周りの子たちは将来の夢を見つけていて、それに遅れているのが悔しいと思っていました。この本のおかげで、あせらずゆっくりでいいんだと気づくことができました。(15歳 高校生)
キャリアの学術的な内容も、児童・生徒が理解できるようにかみ砕いてあり、素晴らしいと思いました。自信を失いかけている子どもたちの希望の光になる本だと感じます。(46歳 キャリアコンサルタント)
ぼくは周りの人の仕事のおかげで助けられて生きているということが、この本を読んでよくわかりました。なので、自分も人の役に立つ仕事につきたいです。(11歳 小学生)
エピローグのマンガに、自分が子どもに対して伝えたい想いが込められていました。生き方について子どもたちがきちんと考えるためのヒントがたくさん詰められた、優しさあふれる本です。(38歳 教員)
自分の将来が不安でしたが、この本を読んで気持ちがすこしスッキリしました。これからの人生、悔いのないように過ごしていきたいです。(17歳 高校生)
親が働いてくれるありがたみを感じられた。(18歳 高校生)
親も教えてくれなかったようなことがたくさん書いてありました。好きなことを仕事にしたいけどどうしたらいいかわからなかった、子どもの頃の自分にプレゼントしたい本です。(32歳 イラストレーター/大学講師)
普段知りえない、様々な職種についている大人の経験談を知ることができてよかったです。自分の将来の探り方、それに勇気や努力の必要性をこの本が教えてくれました。自分に少し自信が持てて、この本を読む以前より未来が明るく見えた気がしました。(16歳 高校生)
働くということをこんなに分かりやすく説明できるんだなと思った。子どもたちはもちろんですが、何が自分に合った仕事かを模索している大人にも読んでほしいです。(61歳 自営業)
自分には可能性があることをこの本が教えてくれて、とても前向きになれました。(12歳 小学生)
仕事を始めてからも夢は見つかる、という内容が印象に残った。(18歳 高校生)
大人になっても読み返したくなる本だと思った。(13歳 中学生)
自分が子どもに伝えたいと思っていたことが、想像以上にわかりやすく書いてありました。素晴らしい本をありがとうございます。(47歳 SI企業勤務)
“働く”とは? “生きる”とは?
あなたは子どもたちに伝えることができますか?
仕事、お金、働きがい、AIの進歩、多様性の尊重、人生100年時代…。働くうえで考えるべき様々なテーマをマンガと図解で多角的に伝えます。これから社会に出る若者たち、仕事に向き合い悩む大人たちが、未来に明るい希望を持てるように。そんな想いが込もった、温かくて前向きになれる一冊です。
この本は一生で何度も読み返す 大切な宝物になるはずです。
(満足度97.5%とは,本書を事前に読んでくれた241名のうち,本書の内容に「とても満足」「満足」と答えてくれた人の割合です)

この本はイラストレータである佳奈さんとジャーナリストである池上彰さんの監修によって書かれた本であり、漫画や図解を用いてわかりやすく働くことの意味なぜ勉強するのかということを本書の中で述べてくれています。

私も学生のころにこの本に出合えていれば、学校での勉強への向き合い方や仕事の選び方について、違った取り組みや選択をしていたと思います。

そもそもですが、みなさんにとって仕事とはどのようなものでしょうか?

お金を稼ぐ手段、自己成長や暇つぶしなど、その人の価値観によって変わってくるものだと思います。

しかし、大半の人にとって、仕事が人生の大部分を占めている思いますし、仕事が上手くいくかどうかで、仕事以外の充実度も変わってきます。

仕事が上手くいっていれば、プライベートも充実した時間を過ごせると思いますし、反対に、仕事が上手くいっていないとプライベートにも少なからず影響を及ぼします。

頭では仕事とプライベートは割り切ろうと思っていても、そう簡単にできるものではありません。

それではどうやったら仕事が上手くいくかを考える前に、まずは本書で紹介されていた仕事が上手くいかない人の特徴を7つご紹介します。


~仕事がうまくいかない人の特徴~

①.やる気がない

 やる気がなければ、やりがいを求めていないため、仕事が成功する可能性は低いです。仕事が上手くいく人にはやる気があり、常に向上心を持っている人が多い傾向があります。

②.人任せ

責任感が無く、失敗を人のせいにする。仕事は個人で行っていると感じることも多いと思いますが、本質的にはグループやチームで行うものです。ある1人がミスをしても、誰かがフォローしてくれれば、仕事は上手くいきます。ですので、ミスや失敗をしたときは、きちんと謝りましょう。


③.考えずに行動する

場当たり的に行動することは、上手くいく可能性はとても低いです。その結果、人に迷惑をかける結果に繋がりやすくなります。とは言っても、考えすぎて行動できないのも、良くないので、よく考えてから早く決断することを意識しましょう。


④.自分さえよければいいと考える

仕事は1人ではできません。相手があっての仕事ですので、一緒に仕事をする仲間やクライアントの事を考えられなくては、仕事で成功する確率は低くなります。


⑤.横柄で調子に乗る

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という有名な言葉があるように、人は偉くなればなるほど、謙虚な姿勢で人と接することが大切です。成功すると調子に乗ってしまう人が多いですが、そういう人の周りからは人が離れ、困ったときに助けてくれる人がいなくなります。


⑥.ネガティブ

謙虚とネガティブ(自尊心が低い)ことは、同じように捉えがちですが、異なります。ネガティブな人は1度失敗すると、クヨクヨと悩み立ち直れないことが多いですが、失敗は成功の源です。なるようになるの精神で失敗を引きずらないことも重要です。


⑦.完璧主義

完璧を求めることは大切なことですが、人間は完璧に離れません。完璧主義者とは完璧な人ではなく、完璧であろうとする人の事を指します。すべてを自分で完璧にしようとするのではなく、自分が苦手なことは誰かに任せることも必要な能力の1つです。

本書の中で仕事をうまくやるためには、良い我慢を積み重ねることが重要だと述べられています。良い我慢とは、自分の成長に繋がるための我慢、仕事の面白さ、やりがいを感じるために、最低限しなくてはいけない我慢のことで、良く世間を賑わせるブラック企業が押し付けてくる悪い我慢とは異なります。

ブラック企業や長年働いていてもやる気ややりがいを感じられない職場には無理して居続ける必要はありません。

たまたま、あなたと仕事との相性が合わなかっただけですので、その場合は自分自身を責めるのではなく、転職などにより自分に合う仕事を探してみてください。

ここまでは、仕事が上手くいかない人の特徴を述べてきたので、その反対をすれば仕事は上手くいくことになりますが、本書では更に仕事が上手くいっている人が取っている行動についても述べられています。

個人のキャリアについては8割が予期せぬ偶然で決まると言われていますが、その偶然をつかみ取るために必要な5つの行動をご紹介します。


①.好奇心

好奇心が高い人はアンテナが高く、常に新しいものに飛び込みます。その結果、チャンスをつかみ取れる可能性が広がりますので、何か気になることがあれば勇気を出して調整してみることが大切です。人は今まで自分が経験してきたもので作られますから。


②.接続性

いくら好奇心があっても、持続性がなく一貫性が無ければ、何かをやり遂げることはできません。続けることで物事を俯瞰する事が出来るようになり、その行動が自分にとって意味があるものなの判断できるようになります。


③.柔軟性

柔軟性とは自分自身の軸を持ちつつ、他社の価値観を受け入れ、常に良い方向に進化することです。自分自身の考えを貫くことも大切ですが、時には人の意見に耳を傾け、価値観を広げることも重要です。


④.楽観性

チャレンジした結果、失敗をすることはあります。その時に必要な能力が楽観性です。無計画に何事にも飛び込むという意味ではなく、何事もポジティブに捉えなくては、チャレンジすることが怖くなり、1歩が踏み出せなくなります。


⑤.冒険心

最後は冒険心です。何かをすることにゼロリスクはありません。勇気をもって1歩踏みださなくては、見えてこないものがあります。成功の反対は失敗ではなく、無難です。「困難」「災難」「苦難」などが無い人生を無難な人生、有る人生を有難い人生と漢字で書くように、無難からは何も得るものはありません。時には自分の直感的な興味を大切にして、冒険心をもって飛び込むことも大切です。

仕事というのは時代と共に変化するものです。

今ではブロガーやYouTuberという職業が当たり前になりましたが、数十年前までには存在しなかった職業です。

そしてこれからも時代に合わなくなった古い職業は消え、また新しい職業が誕生することだと思います。

AIの発達により、 仕事がなくなる人も増えるでしょう。

しかし、我々の職業はどの時代も“利便性”を求めることで発達してきました。

われわれ人間がこれからも利便性を求めることは変わらないことであり、仕事というのは誰かの役に立って初めて仕事として成り立つものです。

本書は中高生や仕事に悩む大人、そして初心を思い出したいサラリーマンの方にお勧めの本となっていますので、興味がある方は是非、手に取って読んでみてください。

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