今回は小澤竹俊さんの著書「新版 今日が人生最後の日だと思って生きなさい」をご紹介します。

人生で本当に大切なこととは――。
忙しく過ぎていく日々の中で、立ち止まり考えたいこと
今日という日は、二度と戻って来ません。
それを、私たちはみな、頭では理解しています。
ところが、健康なうちは、なかなか今日という一日の大切さ、かけがえのなさに目を向けることができず、「自分にとって本当に大切なもの」を見失いがちです。
でも、日々忙しく、大変な思いをしながら生きる私たちだからこそ、時には立ち止まり、「もし、今日が人生最後の日だとしたら」と問いかけてみることが大事なのではないかと、私は思います。
SNSやネットニュース、日常のいろいろなことから少し離れ、立ち止まり、ゆっくりと考えてみることで、私たちはきっと本来の自分を再確認し、後悔の少ない人生を歩めるはずです。
人生の最終段階を迎えた患者さんたちが人生を振り返り、本当に大切なものを見つけたように。
そして、本当の幸せに気づいたように。
「どんな自分であれば幸せか」と考えたとき、お金や地位、権力、強さといった一人称の幸せには、必ず限界があります。
自分にとって、本当に大切なものは何か。
限られた時間をどう生きるのか。
誰と思いを共にしたいのか。
たとえ答えが見つからなくてもかまいません。
「もし、今日が人生最後の日だとしたら。あなたはどう生きたいですか?」
この問いが、そして本書が、みなさんが悔いの少ない人生を送るうえで役に立つことを、私は心から祈っています。
【本書の構成】
第一章 明日の自分に宿題を残さず、今日を生きる
第二章 人生最後の日に何をするか
第三章 苦しみから、人は多くのことを学ぶ
第四章 四〇〇〇人を看取ってわかったこと
著者の小澤さんはホスピス医してこれまで4000人以上の患者さんを看取ってこられた方で、患者さんを看取る中で気付いたことや最後の日を目前に迎えた患者さんが人生で何を後悔しているのかを本書で紹介してくれています。
当たり前ですが、人生には必ず終わりが来ます。
そして、今日という1日は二度と戻ってきません。
誰もが理解していることですが、毎日が忙しく、健康なうちは、この当たり前の事を忘れてしまいがちです。
今が永遠のように続いていく感覚を抱いてしまいがちですが、終わりの時間を意識しておかなくては、ついつい流されてしまう人生になってしまいます。
一度しかない自分の人生くらい死ぬときに後悔せず死にたいものですが、実際はなかなかそういう人はいないそうです。
ちなみにですが、死ぬときに自分の人生で後悔していることのランキングは、
1位 自分の人生を歩めばよかった
2位 一生懸命働かなければよかった
3位 自分の感情や心の声に従えばよかった
4位 友達と連絡を取り合って、また会えばよかった
5位 自分を幸せにするべきだった
だそうです😓
ブログではこのようなことを書いて投稿していますが、私も日々の忙しさを言い訳に、これまでの人生の大半を流されて生きてきました。
意識を高いふりを装っていますが、私もこうした本を読んだ直後は、「今日が最後の日だったら?」と自問しますが、いつの間にか忘れています。
本書は自分の大切なものを見失わないように定期的に読みたい本です😁
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