朝の自分時間で人生はうまくいく最高の朝とおだやかな夜をつくる45の習慣: 早起きで人生を劇的に変える禅の教え

今回は枡野俊明さんの著書「朝の自分時間で人生はうまくいく最高の朝とおだやかな夜をつくる45の習慣: 早起きで人生を劇的に変える禅の教え」をご紹介します。

朝起きるのって、なぜ辛いんですかね😩

ただでさえ、朝起きのが辛いのに、早起きなんてもってのほか。

今まで朝活や早起きをしようと思ってチャレンジしたものの、挫折された方であれば、同じような思いを抱いておられると思います。

それでは、なぜ朝起きるのは辛いのでしょうか？

本書では、その理由を「きちんと眠れていなから」と言います。

いい夜を過ごすことが出来れば、睡眠の質が上がり、いい目覚めを習慣にすることができ、その結果、人生が好転していくと本書では述べられています。

よく朝は脳のゴールデンタイムと言ったりしますが、朝の時間は外乱が入りにくく、周りも静かで脳も睡眠により思考がクリアになっているので、起業家や成功者には早起きを習慣にしている人が多いです。

本書の著者は曹洞宗徳雄山建功次の住職であり、半世紀以上にわたる早起きの実践から得た智慧を私たち現代にも実践しやすい形でまとめた１冊となっています。

ちなみに著者は朝４時起きを５０年以上も継続されているようです。

いい夜を過ごすためには昼間に起きたことを引きずらす、気持ちをリセットすることが大切で、本書ではそのためのおすすめとして「片づけ」を「結界」を作るこのが重要と述べられています。

片付けとはその日１日にけりを付ける儀式であり、机の周りを整理整頓する、家事用具を所定の位置に戻すなど、自身の心を整える行為です。

また、結界とは、自分と外の世界との境界線であり、オンとオフをしっかりと切り替えるために重要となってきます。

この結界と言う言葉が住職である著者らしいですよね。

私のように会社で働いている人であれば、会社の出口で「今日もお疲れさま」と自分に言い、駅の改札や最寄のバス停に着いた際に「今日の仕事はお終い」、自宅の玄関を入る前に深呼吸をしたりと、意識的に気持ちを切り替えることが大切です。

家で仕事をしている人であれば、時間や行動で区切るなどして、意識的に仕事との結界を作りましょう。

本来「家」と言うのは、心身を回復させる場所であり、時間です。

コロナ禍において在宅ワークを取り入れる企業や頻度が増えたことにより、仕事と家庭、プライベートを上手く切り替えることが出来ていない人が増え、その結果、オンとオフが上手く切り替えれず、いい睡眠をとれていない人が増えているように感じます。

朝を制する人は人生を制すると言っても過言ではありません。

何事も準備が８割と言われるくらい物事を成功させるためには準備が必要で、早起きして朝を制するためには前夜の準備を怠るかどうかで、朝を制し、人生を制することが出来るか決まります。

本書は私たちが日頃接することのない禅の教えに基づいた朝活を提唱してくれていますので、これまで早起きや朝活が続かなかった方でも、もしかしたら自分に合った早起きや朝活を見つけることが出来るかも知れません。

是非、みなさんも朝を制して、人生を制しましょう😆