逃げる勇気 あなたが明日を生きるために

今回は和田秀樹さんの著書「逃げる勇気 あなたが明日を生きるために」をご紹介します。

「もう無理」「つらい」と思ったら、
逃げてもいいんです。


著書累計1000万部の精神科医がおくる渾身のメッセージ

逃げることは決して悪いことではありません。
「逃げることの本来の意味」「うまく逃げられない人の要因」「上手に逃げるための技術」
「まわりにいる逃げられない人をサポートする方法」をやさしく解説。

(目次)
第一章 「逃げる」とはどういうことか
第二章 なぜ、逃げられないのか
第三章 逃げる技術
第四章 逃げたいのに逃げられない人をサポートする方法

毎日を過ごしていると「あぁ~、もう無理」、「辛いなー」と思うことくらいありますよね。

私も特に仕事でトラブルに陥った際は、こういったマインドに陥ります。

「明日、会社休んじゃおうかなー」とか「代わりに誰かやっておいてくれないかなー」、「どうしていつも私ばかりがこんな目に合うのかなー」と思うことも多々あります。

結局は仕事に向かうんですけど、人間であればメンタルに波があるのは当たり前です。

ですが、どうしても自分が耐えられなくなったら、逃げてもいいのではないでしょうか。

我々日本人は、逃げることに抵抗を持っている人や逃げることに対して罪悪感を抱く人が多いと言われています。

これは責任感が強く、周りの目を気にしがちで、最後までやり抜くことを美徳とする日本人が故の国民性が大きく関係しているのかも知れませんが、「頑張る=美徳」、「逃げること=悪いこと」ではありません。

本来、逃げたいと思う気持ちは、動物としての本能であり、逃げることは弱肉強食世界であれば、立派な生存本能です。

まず、動物の中で逃げて責められるのは、人間だけです。

本書の著者である精神科医の和田さんは、臨床現場において逃げなければいけない場面でも逃げれない患者さんに多く出くわしたと仰っています。

その思いから逃げることに対する抵抗感を少しでも減らそうと、本書を出版されています。

まず、皆さんが今、メンタル的に辛くて、体がだるく、夜眠れず、朝も起きれないようであれば、その場から逃げることを和田さんは推奨しています。

世の中にはいくら頑張っても解決しないことはあります。

頑張っているのに解決の糸口を掴めず、いつまでもトンネルの中にいるような感覚であれば、きっとその問題はこの先も解決しないでしょう。

特に多い悩みとしては、やっぱり仕事ですよね。

人間関係や膨大な業務量にサービス残業など、私たちを苦しめる種は尽きません。

ですが、仕事が辛いのであれば転職をしたり、休職をする方法もあります。

転職は一昔前より一般的になってきていますし、休職も病気やケガだけではなく、適応障害でも取得することが出来ますので、自分のメンタルがやられていると思えば、思い切って精神科医やメンタルクリニックを受診してみてはいかがでしょうか。

また、近年ではインターネットやSNSが発達し、あなたと同じ悩みを抱えている人の声を聞きやすくなっています。

きっと、あなた自身と同じような悩みを抱えている人は、世界中にたくさんいて、その悩みを克服した人もいるはずですから、どのように克服したのか調べてみるのもありだと思います。

まずは、苦しんでいるのであれば1人で悩まず、いろんな対処法を調べてみてはいかがでしょうか。

最終的に自分に合う対処法が見つからないのであれば、逃げればいいんです。

自分の人生なんですから、誰かの影響を受けて潰される必要全くありません。

自分が落ち着いたり、輝ける環境に逃げてしまえばいいんです😁

人間誰でも悩みはあるものですが、その解決の糸口を見つけられず、メンタルが落ち込んでいる人は是非、本書を読んでみてください。

逃げなくても、いざとなれば逃げればいいと思えれば、今よりきっと肩の荷が下りるハズです😊

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