「毎日健康のためにサプリを飲んでいるのに、なぜか疲れが取れない…」
「毎日のように湿布を貼り、血圧やコレステロールの数値に一喜一憂している…」
もしあなたがそんな悩みを抱えているなら、今すぐその「健康法」を止めるべきかもしれません。
免疫力や自律神経の世界的権威である故・安保徹先生の著書『免疫力が上がる!やめるだけ健康法』は、私たちが信じ込んできた「体に良いとされる常識」を鮮やかに覆してくれる一冊です。
結論から言いましょう。免疫力を上げるために、新しいサプリや健康食品を“足す”必要はありません。むしろ、体に悪影響を与えている間違った習慣を“やめる”ことこそが、最強の健康法なのです。
この記事では、月間数万人に読まれる健康ブログを運営する筆者が、本書の核となるロジックを徹底解説!成功例・失敗例を交えながら、今日から実践できる「免疫力を劇的に高めるロードマップ」をお届けします。
記事の全体構成(目次)
- 第1章:なぜ「足す健康法」は失敗するのか?自律神経と免疫力のメカニズム
- 第2章:【医療・薬編】今すぐやめるべき3つの「思い込み健康法」
- 第3章:【生活・姿勢編】免疫力を静かに破壊する「悪習慣」と改善策
- 第4章:【食生活編】「体に良いものだけ」を食べる人が体調を崩す理由
- 第5章:『やめるだけ健康法』の実践で人生が変わった!成功例と失敗例
- 第6章:今日からできる!免疫力を最大化するアプローチと厳選アイテム
- 第7章:まとめ|足すのをやめて、体が持つ本来の力を引き出そう
第1章:なぜ「足す健康法」は失敗するのか?自律神経と免疫力のメカニズム
1-1. 病気や体調不良は「運」ではない!
「年を取ったから体調が悪いのは仕方がない」 「風邪をひいたのは運が悪かったからだ」
多くの方はそう考えがちです。しかし、安保徹先生は「病気や体調不良は運ではなく、日々の生活習慣によって自律神経・血流・エネルギー産生が乱れた結果起こる『必然』である」と断言しています。
人間の体には、約60兆個もの細胞が存在しています。これらの細胞が正常に働き、外部からのウイルスや病原体から体を防衛するシステムこそが「免疫力」です。そして、この免疫システムを裏で支配しているのが自律神経なのです。
1-2. 自律神経(交感神経と副交感神経)の絶妙なバランス
私たちの体は、脳の中枢にある自律神経によって24時間休みなくコントロールされています。自律神経には対照的に働く2つの神経があります。
- 交感神経(活動・緊張の神経): 日中の活動時やストレスを感じた時に優位になる。分泌される「アドレナリン」によって、白血球の中の「顆粒球(かりゅうきゅう)」を増加させる。
- 副交感神経(休養・リラックスの神経): 睡眠時や食事時、リラックスしている時に優位になる。分泌される「アセチルコリン」によって、白血球の中の「リンパ球」を増加させる。

問題は、現代人の多くが「過剰なストレスや間違った健康法によって、交感神経が優位になりすぎている」という点です。
交感神経が緊張し続けると、顆粒球が増えすぎて自身の組織を攻撃し、活性酸素が発生して組織破壊を起こします。さらに、血管が収縮して血流が悪化し、低体温・低酸素状態に陥るのです。これが、ガンや慢性疾患、慢性疲労の根本原因となります。
1-3. 「健康のために何かを足す」ことが裏目に出る心理的背景
体調が悪いとき、私たちはつい心理学でいう「加算バイアス(Addition Bias)」に陥りがちです。「栄養が足りないからサプリを足そう」「運動不足だからサプリメントと健康器具を買おう」と考えます。
しかし、排気ガスが充満した部屋で高価な空気清浄機を回しても意味がないのと同様に、体の免疫を下げている原因(=不要な薬、間違った冷やす習慣、ストレス、猫背など)を取り除かない限り、何を足しても効果はありません。
まずは「何をやめるか」を決めること。これが、自律神経を整え、血液中の白血球バランスを取り戻す唯一の近道です。
第2章:【医療・薬編】今すぐやめるべき3つの「思い込み健康法」
2-1. 思い込み①:血圧やコレステロールを無理に薬で下げる
健康診断で「血圧が高め」「コレステロール値が高い」と言われ、焦って降圧薬やスタチン(コレステロール低下薬)を飲み始めていませんか?
安保先生は「血圧やコレステロールの上昇は、体を守るための正常な反応である」と解説しています。
- 血圧が上がる理由:加齢やストレスで血管が硬くなったり血流が悪くなったりした際、脳や全身の末端まで酸素・栄養を届けるために、体が自ら血圧を上げてカバーしている。
- コレステロールの役割:コレステロールは細胞膜や各種ホルモン、ミトコンドリアのエネルギー源となる必須物質。下げすぎると筋力低下、脱力感、低体温を招く。
数値だけを基準値に無理やり合わせるために薬を飲み続けると、本来届くべき血液が行き届かなくなり、低体温・低酸素状態が進んで免疫力が急激に低下します。
血圧は“上がるべき理由”があって上がっている。薬で数値をいじるより、血圧を上げざるを得ない「生活習慣のストレス」を取り除くのが先決です。
2-2. 思い込み②:「痛いときは湿布やアイシング」という対症療法
腰痛や関節痛、肩こりが起きたとき、すぐに湿布を貼ったり氷で冷やしたりするのは危険です。
湿布に含まれる消炎鎮痛成分(NSAIDSなど)は、痛みの原因であるプロスタグランジンという物質の生成を抑えます。しかしプロスタグランジンは、「血管を広げて血流を回復させ、傷ついた組織を治そうとする体の治癒反応」そのものです。
- 痛みが起きる(血流障害のサイン)
- 湿布やアイシングをする(血管が収縮し、治癒反応がストップ)
- 一時的に痛みが消える(麻痺しているだけ)
- 血流がさらに悪化し、痛みが慢性化する

痛みを消すことと、病気を治すことは違います。湿布は治す薬ではなく「痛みを隠す薬」に過ぎません。
2-3. 思い込み③:「血液は常にサラサラでなければならない」という誤解
メディアや健康産業によって「血液サラサラ=健康」「血液ドロドロ=悪」という固定観念が作られています。
しかし、人間が瞬発力を出したり身体に力を入れたりする瞬間は、一時的に血管を収縮させて血流を止める(=ドロドロになる)のが生理的に正常なアプローチです。
サプリメントや薬で過剰に血液をサラサラに保とうとすると、交感神経が緊張状態に陥り、かえって冷えや血流障害、低酸素を招くリスクがあります。健康な体とは「常にサラサラ」ではなく、「状況に応じて自由にドロドロとサラサラを切り替えられる体」なのです。
第3章:【生活・姿勢編】免疫力を静かに破壊する「悪習慣」と改善策
3-1. 猫背(悪い姿勢)は「静かに進行する万病の元」
日常的にスマホやPCを見つめ、猫背になっていませんか?
猫背になると肋骨が圧迫され、肺活量が標準的な3,000ccからわずか200〜500cc程度にまで激減します。
| 項目 | 正しい姿勢 | 猫背(姿勢不良) |
| 推定肺活量 | 約 3,000 cc | 約 200 〜 500 cc |
| 体内酸素状態 | 正常(高酸素) | 慢性的な低酸素 |
| 内臓への影響 | 圧迫なし・血流良好 | 胃・腸・前立腺・子宮の圧迫 |
| 自律神経バランス | 適切に切り替わる | 交感神経が過緊張(低体温化) |
酸素不足と内臓の圧迫は、ガンや慢性疾患が発生しやすい「低体温・低酸素環境」を自ら作り出すことになります。猫背は単なる見た目の問題ではなく、「寝たきりに向かってゆっくりと機能を低下させる習慣」なのです。
3-2. ウォーキングだけの運動習慣では不十分な理由
「毎日30分歩いているから健康だ」と安心するのは早過ぎます。ウォーキングは下半身の筋肉しか使わないため、上半身の筋力が次第に衰えていきます。
上半身の筋肉(背筋・胸筋・肩周り)が衰えると、胸郭が開かず呼吸が浅くなり、脳への血流が低下して認知症リスクが高まります。
- おすすめの実践運動:
- 雑巾がけ: 全身の筋力と体幹を鍛える最強の日常運動
- 蜂の子体操(安保氏考案): 手足を大きく動かし、胸郭を開いて深呼吸を促す自律神経調整法
- スクワット: 下半身の大きな筋肉を刺激し、一気に深部体温を上げる
3-3. 過度な紫外線対策・日光遮断の弊害
日やけ止めを徹底的に塗り、紫外線カットの服で固めて日光を一切浴びない生活は、免疫力の観点から大きな損失です。
日光(UVB)を浴びることで、体内でビタミンDが生成されます。ビタミンDは骨を強くするだけでなく、白血球の働きを活性化させ、アトピーや喘息などのアレルギー症状、各種感染症を予防する最強の天然サプリメントです。
日本人の肌質と気候風土を考慮すれば、1日10〜15分程度の日光浴(手足や顔に当てる程度)は、免疫力向上に不可欠な習慣です。
第4章:【食生活編】「体に良いものだけ」を食べる人が体調を崩す理由
4-1. ストイックすぎる食生活が体を弱くする
無農薬・無添加・オーガニックだけにこだわり、完璧な食生活を追求しすぎる人は、かえって打たれ弱い体になりがちです。
人間の体内には、肝臓に「シトクロムP450」をはじめとする解毒酵素群が存在します。体に良いきれいなものだけを食べ続けていると、この解毒酵素の機能が衰え、外食や冠婚葬祭などで少し添加物や外食の油を口にしただけで激しい体調不良を起こすようになってしまいます。
月に1〜2回程度の「チートデー」を設け、好きなものを自由に食べることで、消化器官や解毒システムに適度な刺激が入り、真の強い体が作られます。
4-2. 子どもの「好き嫌い」を無理に矯正してはいけない
ピーマンやゴーヤ、春菊などの苦い野菜を嫌がる子どもに対して、無理やり食べさせようとしていませんか?
子どもは大人の代謝システムと異なり、苦味成分であるポリフェノールを分解する能力がまだ発達していません。無理に食べさせると、体内のミトコンドリアに負荷がかかり、体調を崩す原因になります。
子どもの好き嫌いは、「自分の体を守るための正常な生理的防衛反応」です。成長とともに代謝機能が整えば自然と食べられるようになるため、焦って矯正する必要はありません。
第5章:『やめるだけ健康法』の実践で人生が変わった!成功例と失敗例
「やめるだけ健康法」はシンプルですが、やり方を間違えると期待した効果が得られなかったり、かえって体調を崩してしまったりする場合があります。ここで代表的な失敗例と成功例を確認しておきましょう。
5-1. 【失敗例】極端な解釈と自己判断による誤った実践
失敗パターン1:自己判断で急に服薬を全廃してしまう
- 事例: 高血圧や慢性疾患で長年処方薬を飲んでいたAさん(50代男性)。「薬は体に悪い」という箇所だけを鵜呑みにし、明日からすべての薬を独断でやめてしまった。
- 結果: 急激な血圧の上昇や反動による離脱症状が起き、強いめまいと頭痛で倒れてしまった。
- 教訓: 長年飲み続けている薬を急にやめるのは危険です。必ず主治医と相談しながら、生活習慣の改善と並行して「徐々に減らしていく(減薬)」のが鉄則です。
失敗パターン2:とにかく冷やさないために我慢しすぎて熱中症になる
- 事例: 「アイシングや冷えは悪」と知り、夏場でもエアコンを一切使わず、温かいお風呂に入り続けたBさん(40代女性)。
- 結果: 室温調節ができず体内に熱がこもり、自律神経が乱れて激しい倦怠感と熱中症を引き起こした。
- 教訓: 「冷やさない」ことと「異常な高温に耐える」ことは別です。季節や環境に応じた快適な室温管理は、自律神経を安定させるために不可欠です。
5-2. 【成功例】「足す」をやめて本来の免疫力を取り戻したアプローチ
成功パターン1:湿布とコルセットをやめ、軽度の運動を取り入れたケース
- 事例: 慢性的な腰痛に悩み、毎日湿布を貼りコルセットを巻いて仕事をしていたCさん(40代男性)。
- 実践内容: 湿布とコルセット依存をやめ、ぬるめのお湯にゆっくり浸かって血流を促し、朝夕に「蜂の子体操」と軽いスクワットを開始。
- 結果: 最初は痛みに不安があったものの、1ヶ月ほどで腰周りの血流が改善。温めることで筋肉の緊張がほぐれ、長年続いていた腰の痛みが劇的に軽減した。
成功パターン2:ストイックな糖質制限・オーガニック食をやめてリラックスしたケース
- 事例: 体調不良を治そうと、完全に無農薬・無添加・極端な糖質制限を何年も続けていたDさん(30代女性)。
- 実践内容: 「良いものだけ食べる」プレッシャーが交感神経を緊張させていたことに気づき、週に1回は家族と好きなものを楽しむ「チートデー」を解禁。
- 結果: 心のストレスが解消されて副交感神経がしっかり働くようになり、胃腸の調子が回復。肌荒れや慢性的な冷え性が改善された。
第6章:今日からできる!免疫力を最大化するアプローチと厳選アイテム
「やめること」を整理したら、次は自律神経の切り替えと深部体温の上昇を助ける「良質なサポート環境」を整えていきましょう。
単に高価なサプリメントを飲むのではなく、体本来の循環・回復機能をブーストするための厳選されたアプローチです。
6-1. 姿勢と呼吸を根本から整える「体幹・睡眠環境のアプローチ」
猫背による呼吸量の低下や血流障害を防ぐには、日中の姿勢改善だけでなく、一日の1/3を過ごす「睡眠姿勢」の最適化が欠かせません。
- 姿勢矯正・体幹サポートアイテム: 日中のデスクワークで崩れがちな姿勢を自然に伸びやかな状態へ導くインナーや、体幹を鍛える体操用のサポートグッズ。無理な締め付けではなく、胸郭が開く感覚をサポートしてくれるアイテムを選びましょう。
- 高機能・寝返りサポートマットレス: 寝ている間に無理な姿勢が続くと、自律神経が休まりません。体圧を分散し、自然な寝返りを促すマットレスは、副交感神経を優位にして深い睡眠へ導く最高の健康投資です。
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6-2. 薬に頼らず深部体温を上げる「温活・血流改善アプローチ」
湿布で冷やすのではなく、お風呂や温活アイテムで「血行を促してプロスタグランジンの力(自然治癒力)を高める」ことが重要です。
- 高濃度炭酸入浴剤・重炭酸スパ: シャワーだけで済ませず、ぬるめのお湯にしっかりと浸かる習慣をつけましょう。重炭酸や高濃度炭酸系の入浴剤は、血管を広げて深部体温を効果的に引き上げ、副交感神経を強力に優位にしてくれます。
- 温熱治療器・高品質よもぎ蒸し・電子お灸: ピンポイントで冷えている関節や腰周りを優しく温めるアイテム。湿布で痛みを隠すのではなく、温めて血行を改善することで、体本来の回復力を呼び覚まします。
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6-3. 全身の筋肉を刺激し脳血流を増やす「パーソナル運動アプローチ」
ウォーキングだけで満足せず、上半身を含めた全身の筋肉を安全に鍛えることが、認知症予防と自律神経の強化につながります。
- オンラインフィットネス・パーソナルトレーニング: 「どんな運動をすれば胸郭が開くのか分からない」「スクワットの正しいフォームが知りたい」という方は、プロの指導を受けるのが最も安全で効果的です。自分の体力に合わせたオーダーメイドの運動習慣を作りましょう。
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第7章:まとめ|足すのをやめて、体が持つ本来の力を引き出そう
最後に、本書『やめるだけ健康法』で安保徹先生が最も伝えたかったポイントを整理しましょう。
本記事のポイントおさらい
- 免疫力を決めるのは自律神経: 交感神経(顆粒球)と副交感神経(リンパ球)の絶妙なバランスが健康の要。
- 「足す」より「やめる」: 新しい健康食品を買う前に、血流や自律神経を乱している習慣(過度な薬・湿布・猫背・ストイックすぎる食事)を手放す。
- 痛みや血圧は体の正常なサイン: 薬や湿布で無理に押さえ込むのではなく、なぜその反応が起きているのか生活習慣を見直す。
- 姿勢と血流を整える: 猫背を正してしっかり呼吸し、お風呂や温活で深部体温を上げることが最強の予防医学。
「何をやっても体調がスッキリしない…」と悩んでいた方は、ぜひ今日からどれか1つでも「不要な習慣をやめる」ことから始めてみてください。
引き算の健康法を実践し、体が本来持っている素晴らしい免疫力を呼び覚ましていきましょう!
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