皆さんはこの映画をご覧になられたことはあるでしょうか?
この映画は2011年3月11日に起きた日本観測史上最大の地震である東日本大震災の際に起きた東京電力福島第一原子力発電所の事故の様子を物語った映画です。
この映画はノンフィクション書籍である「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角田隆将作)を原作にした映画で、福島第一原子力発電所事故発生時に発電所に留まって対応業務に従事した約50の作業員たち、通称「フクシマ50」の闘いを描いたものとなっています。
この映画は実際の現場を忠実に再現するために、アメリカ大使館関係者の協力や自衛隊の協力を得て、要人移動用の輸送ヘリコプターなどの実機モデルを用いてリアリティを追求したものになっています。
実際に事故対応を行った東京電力社員や発電所内にいた協力社員の方々でしか、この映画の本当の再現性はわからないところはありますが、臨場感や官邸の対応の悪さなどは忠実に再現できているのではないかと、同じ電気事業に係わる者として私は思いました。
この映画を通して、どのように感じたのかは人それぞれだと思いますが、当時、福島原子力発電所で何が起こっていたのかを是非多くの人に知ってもらいたいと思いました。
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