電力の逼迫と待受ける超電化社会

電力需給の逼迫を受けて電気事業連合会や各電力会社は節電への協力を呼びかけています。

数年に一度の大寒波やリモートワークによる電力需要の増加、火力発電用燃料の調達難や天候不順による太陽光発電からの発電量の減少などが重なったのが原因です。

原子力発電所が稼働していればこのようなこともなかったと思うのですが、電気供給の脆弱化と、いかに我々が多く電気を使っているのかを改めて思い知らされる事態となっています。

そしてこのような状況は今後も続くことが予測されています。

なぜならリモートワークの普及により各家庭の電気使用量は増え、産業界も様々なものがデジタル化することによる“超電化社会”へのシフトしていくからです。

私たちの生活には電気がなくてならないものですが、電気は目に見えない分、どうしても有難味が気薄になってしまいます。

私のように電気事業に係わる人間としては、こうした機会に電気の大切さや重要さを改めて認識してもらいたいと願っています。

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