「JR上野駅公園口」


今回は柳美里さんの著書である「JR上野駅公園口」を紹介したいと思います。

一九三三年、私は「天皇」と同じ日に生まれた――東京オリンピックの前年、出稼ぎのため上野駅に降り立った男の壮絶な生涯を通じ描かれる、日本の光と闇……居場所を失くしたすべての人へ贈る物語。

この本は全米図書鑑賞受賞した全世界が感動した「1人の男」の物語として30万部以上売り上げており、NHKや朝日新聞などでも取り上げられた作品です。

本作は福島県相馬郡(現在の南相馬市出身)で、1964年東京オリンピック前年に出稼ぎ労働者として上野に上京、高度経済成長ののち、そこでホームレスとなった男性が主人公となっています。

正直、私はこの作品を読み始めたころは、本の内容が今一、理解できませんでした。

「何のことについて書いているのだろう?」

これが途中まで読み進めてみた私の印象です。しかし、物語は起承転結。

1人の男性の生涯を通じて、日本の光と闇を描いた作品となっています。

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