「その冬、君を許すために」

今回はいぬじゅんさんの著書「その冬、君を許すために」をご紹介しようと思います。

[いぬじゅん, Tamaki]のその冬、君を許すために (ポプラ文庫ピュアフル)
「物書き人」として詩や、ブログで日記を書いている冬野咲良はある日、誰かに追われている気がして、カフェのテラス席にいる男性に声をかけた。そこにいたのはプログラマーとして働く鈴木春哉。ふたりは“運命の出会い”を果たし、関係を深めていく。が、春哉はかつて交通事故に遭い、一部の記憶を失くしていた。やがて衝撃の事実が明らかになり……? 驚きのどんでん返しの後、温かい涙が頬を伝う、この冬最高の許しと愛の物語。

この本はいぬじゅんさんの「冬」シリーズとして、累計15万部以上の売上を突破している本の中の1刊となっています。

主人公はプログラマーとして働く鈴木春哉:26歳と、物書くき人である冬野咲良:21歳。

とあるカフェで知り合う2人は、その後、関係を深めていきますが、春哉は事故の影響から一部の記憶を無くす「エピソード記憶障害」を患っており、過去の恋人との記憶がありません。

咲良との関係を通じで、過去の記憶を思い出しそうになりますが、その度に、強い頭痛に見舞われ思い出すことが出来ずにいる春哉に咲良が仕掛けた、記憶を思い出させるシナリオによって、最後には過去の記憶を思い出しますが、そこには衝撃的な事実が待ち受けています。

「人は、後悔を背負って生きていく」

驚愕などんでん返しの先に、温かい涙が溢れる作品となっていますので、感動したい方は是非手に取って読んでみてください。

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