「猫ひろしのマラソン最速メソッド」

今回は猫ひろしさんの著書である「猫ひろしのマラソン最速メソッド」をご紹介しようと思います。

◎リオ五輪出場!
太っていて、背が低くて、顔は老けている……
そんなコンプレックスを抱えていた芸人・猫ひろしは、
2005年に『オールスター感謝祭』(TBS系)の恒例企画、
「赤坂5丁目ミニマラソン」の好成績で走りに目覚めた。
痩せたのはもちろん、年々タイムが伸び、ついには五輪代表に!
その驚異的な速さの秘密を全公開!
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自己ベスト2時間27分48秒。
元卓球部で陸上競技の経験のない猫ひろしが、
なぜこんなにも速くなったのか?
真夜中の40㎞走、10㎏の荷物を背負っての帰宅ランなど、
その背景には非常識なメソッドが隠されていた。
芸人として忙しく働きながらも、日々トレーニングを積む。
忙しい市民ランナーの参考になる練習法だ。
いまやリオ五輪代表にまでなった
猫ひろしのベールに包まれたトレーニング法を全公開!
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◎月間走行距離500㎞以上
◎10㎏の荷物を背負って帰宅ラン
◎真夜中の40km走
◎都心で高地トレーニング
◎地獄のレペティション(5㎞走×3)
◎加圧トレーニングでアスリート体型に
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毎週のように全国各地のマラソン大会にゲストランナーとして招かれるなど、
市民ランナーの間では“ランナーとして”かなりの有名人。
中学、高校で6年間卓球をやっていたけれど、陸上競技は未経験。
それでも、東京マラソン2008でフルマラソンに初挑戦してから3年で、
なんと1時間11分もタイムを縮めた。
そんな猫ひろしは、お笑いタレントとして忙しい日々を送るなかでも、
しっかりとタイムマネジメントをして自己鍛錬を重ねてきた。
本書では夜中に40㎞走るなど、
一般的な認識からすると非常識な内容を含め、
知られざる猫ひろしのマラソンメソッドを初公開する。
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◎目次
プロローグ お笑い芸人がサブスリー
第1章 こんな毎日でサブスリー
第2章 こんなトレーニングでサブスリー
第3章 こんな肉体改造でサブスリー
第4章 こんなケアでサブスリー
第5章 こんなグッズでサブスリー
第6章 こんな食事でサブスリー
第7章 こんなレース前3ヵ月でサブスリー
第8章 こんなレース当日でサブスリー
第9章 サブスリーランナー猫ひろしがこたえます!
エピローグ 猫ひろし解体新書
おわりに
コラム 思い出の失敗レース

皆さんは猫ひろしをご存じでしょうか。

「にゃー」のギャグで有名な芸人さんです。本名は「瀧崎邦明」さん。

実は猫ひろしさんは、2016年リオデジャネイロオリンピックにカンボジア代表として、男子マラソンに出場したすごい人です。

しかも、学生時代は卓球部で陸上経験がないのにも拘らず、カンボジア代表まで上り詰めた理由がこの本には記載されています。

猫ひろしの初マラソンは2008年の東京マラソンで、タイムは3時間48分57秒でしたが、その後は少しずつタイムを縮め、2009年の東京マラソンでは3時間18分52秒、2010年の東京マラソンでは2時間55分45秒と初めてサブスリーを達成し、翌年の2011年の東京マラソン大会では2時間37分43秒を記録しています。(自己ベストは2015年の東京マラソンの2時間27分48秒)

ここですごいのは2010年にサブスリーを達成後、翌年の2011年にはそのタイムを18分以上縮めているところです。タイムが速くなるにつれて1分1秒を縮めるのは大変になります。

そしてこの本には、猫ひろしさんがどのようにタイムを縮めたか、どのような練習をしていたかが記載されています。

猫ひろしさんは、本の中で練習について大事なことは、「走る場所や時間は気にしない。走れるときや走りたいときに走る。細かいことは気にしない」と述べています。

真夜中に40km走をしたり、10kgの荷物を背負って帰宅ランをしたりと、確かに規格外です。

しかし、練習の基本は2回/週、多い時では5回/2週のポイント練習を行い、それ以外はポイント練習への繋ぎの練習で特別な練習をしていたわけではなく、月間走行距離は500km程度だったそうです。(ポイント練習の間隔も2~3日、調子が悪い日は4日にして、体調を整えることもあるそうです。)

テレビでは「にゃー」と言っているイメージが強かったのですが、マラソンを始めたのは30歳を超えてからと、少し私と境遇が似ているので、勝手に親近感を抱いています。

マラソン練習を行う上で1番難しいことは、モチベーションを維持することだと思いますが、この本はマラソンにチャレンジしている人のモチベーション維持の一助になってくれる本だと思うので、是非、興味がある方は手に取って読んでみてください。

(=^・^=) にゃー

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