今回はDaiGoの著書である「悩む力ー天才にすら勝てる考え方「クリティカル・シンキング」」をご紹介しようと思います。
クリティカル・シンキングとは直訳すると「批判的思考」となりますが、「事実を客観的に分析して、合理的に判断する能力」のことです。
このクリティカル・シンキングを身に付けることによって、凡人でも天才に勝てることができるというのです。そしてこの能力は、これから来る技術改新(第4次産業革命)において、必要な項目の1つになるというのです。
そう聞くと、目から鱗ですよね。
このクリティカル・シンキングを身に付けることによって、以下のメリットを得ることができます。
メリット①:キャリアの成功に役立つ
この能力は今後、社会で求められる最重要能力の1つです。この能力はどのようは職業の方でも求められる能力で、どうやったら効率、要領が上手く出来るかを考えられる能力で、当然キャリアアップにも有利な能力です。
メリット②:意思決定が上手くなる
物事の本質を見定め、合理的な意思決定が上手くなります。人生は選択の連続です。当然、いい選択ができれば、いい人生が送れるのは明確です。
メリット③:自己理解が上手くなる
95%の人間は自分のことを自分自身が一番よく知っていると思っているのですが、本当は10~15%程度の人間しか自分のことを知りません。これは驚愕な数字ですよね。このクリティカル・シンキングを身に付けることで、自分のことを客観的に見れるようになります。
メリット④:コミュニケーションが上手くなる
相手の意図を理解して、聞き上手になれることから、コミュニケーション能力が向上します。
メリット⑤:嫌な気分が軽くなる
ネガティブ要因を客観的に分析できるようになり、その結果、嫌な気分が軽くなります。嫌な出来事や気分を反芻する事は人生の幸福度を低下させる原因にもなりますので、その原因の根本を見つけ出せることができるようになります。
その他にも騙されなくなったり、発想力が上がったりとメリットがありますが、それではどのようにしてクリティカル・シンキングを鍛えて身に付ければよいかというと、問答法により、思考法を深めることです。
具体的には自分自身や相手に対して以下のような質問を投げかけてみてください。
Q1.明確化の質問 問題を明確にするための質問
Q2.前提調査の質問 前提を深堀するための質問
Q3.証拠の質問 エビデンスを明確にするための質問
Q4.視点の質問 別の視点を持つための質問
Q5.影響と結果の質問 結論の精度を高めるための質問
Q6.疑問の質問 質問に答えられない時に使う質問
具体的な質問方法等は本書に記載されていますので、興味のある方は手に取って読んでみてください。
コメント