先月まで娘は足を骨折(ヒビ)し、ギブスを巻いていたのですが、日常が少し変わることで負担が大きく変わるのをとても実感しました。
ギブスを巻いていたのは3週間でしたが、お風呂や着替えなど1人では出来ないことが多く、特に小学校への登下校は常に送迎をしなくてはいけなかったので、そこが1番大変でした。
骨折した理由も小学校の体育の際に体育館を走っていて、急に止まろうとしたら足首を捻ったのが原因で、元気な証拠と言えばそれまでなのですが、娘にとっては少し辛い経験になったのかも知れません。
骨折している間は外で身体を動かして遊ぶことも出来ませんし、かと言って、家の中でテレビばかりを観ているわけにもいきません。
本人も「本当に退屈だった」と言うくらいつまらなかったみたいです。
それでも、家の中で過ごしてばかりいては退屈だろうと思い、ある日、娘と息子を連れて水族館に行ったのですが、その水族館では館内に専用の車いすが備え付けてあったので、車いすを借りて、海の生き物を観察しました。
子どもたちはとても楽しそうに海の生き物を観ていたのですが、私は周囲の目がとても気になりました。
周りの方々も意識しているわけではないと思うのですが、どうしても車いすに乗った娘を哀れ見るところがあり、その視線がとても冷たく感じられました。
私の娘は骨折なのでしばらくすれば元通り歩けるようになるのですが、普段、足の不自由な方や車いす生活をされている方が周囲からこのような視線で見られているのかと思うと、恐ろしく思いました。
そのような経験して、初めて思いやりの気持ちは芽生えるのかも知れません。
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