みなさんはこの夏場はしっかり走れているでしょうか?
夏場の走り込みは秋以降のマラソンシーズンの結果を左右すると言われているくらい、ランナーにとって重要な期間となります。
今回はランナーズのサイトで「夏場もしっかり走り込むために」と題して、PART1~3に分けて記事がアップされていましたので、紹介したいと思います。
①.まずは身体を暑さに慣らす
夏場に走り込もうと思って、いきなりペースや距離を増やしてしまうのは、熱中症のリスクが上がりとても危険です。
そもそも熱中症がまだ本格的に夏を迎える前の6月に多いのは、身体が暑さに慣れていないのが原因とされており、まずは身体を暑さに慣れさせることから始めなくてはなりません。
身体が暑さになれる「順化期間」には個人差がありますが、2週間ほどが目安とされていますので、その順化期間に以下の事を試してみてください。
・ 早朝や深夜より、昼休みや休日の昼間などのあえて暑い時間帯に走る。
(水分補給はしっかりと行う)
・暑さに身体が慣れるまでは、普段よりも強度を落とす・時間を減らしたところからスタートして、次第に負荷を高めていく。
・トレーニング間隔は3日以上連続して間を空けない。
②.走る前に身体を冷やす「プレクーリング」
運動する「前」に“内側”と“外側”から身体を冷やしておく、「プレクーリング」を行うことで、トレーニング中の深部体温の過度な上昇を抑え、熱中症の予防、大量の発汗による脱水、パフォーマンスの低下も防ぐこと出来るとされています。
つまり、運動前に深部体温をあらかじめ下げておくと言うことです。
特に身体を内側から冷却する方法としては「水分補給」が有効とされています。運動を始める20~40分前に、スポーツドリンク(5~15℃ほどのもの)250~500mlを一度に大量にではなく、何回かに分けて少しずつ摂取するようにしましょう。
③.トレーニング中もこまめな水分補給を!
最も重要なのがトレーニング中もこまめに水分補給をすることです。
トレーニング中も一度に大量に飲むのではなく15~20分に1回程度、トレーニングの途中でこまめに摂るのが理想です。5~15℃に冷えたものなら、運動中の深部体温の上昇を抑え、無駄な発汗を抑えながら走ることに繋がります。
また、アミノ酸も合わせて摂取することでスポーツ後の回復が早まりますので、おススメです。
ランナーズさんの記事は以下にリンクを貼りつけておきますので、興味がある方は読んでみてください。
夏場もしっかり走り込むために(PART1)~今が肝心! 2週間で「暑熱順化」を成功させる~
夏場もしっかり走り込むために(PART2)~いざ実践! 効率的な「冷却」が走りに効く!~
夏場もしっかり走り込むために(PART3)~夏の走り込みを成功させる水分補給法は?~
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