原子力規制委員会は9月15日に、中国電力島根原子力発電所2号機の原子炉設置変更許可申請を許可しました。BWR(沸騰水型原子炉)では、東京電力柏崎刈羽6,7号機、日本原子力発電東海第二、東北電力女川2号機に続き5基目の許可となります。
中国電力は2013年12月に原子炉設置変更許可申請を行い、約7年9か月の期間を経て、「許可」にたどり着いたことになります。
しかし、原子力発電所を起動させるためには今後も「設計・工事計画認可」「保安規定」「使用前事業者検査」の審査があり、道半ばと言うのが正直なところだと思います。
島根原子力発電所2号機の事を調べると、私と同級生であることをつい最近知りました。
原子力発電所の運転期間は原則40年とされているのに、そのうち審査期間の「約7年9か月+α」を自分の人生として考えると、審査する原子力規制委員会の審査態度が無性に腹立たしくなります。
「あなたの人生は原則40年です。そのうち新しい基準に適合しているか確認する審査期間として「約7年9か月+α」となります。健康であれば60歳までは生きれるようにしますので、40歳になる前に健康証明書を提出してください。」
人間の人生に例えるのであれば、このような言い回しでしょうか。
約7年9か月もの間、事業者に膨大な資料を作らせて、何をしていたのでしょか?
審査の順番待ち?
そこまでして原子力発電所を再稼働する必要があるのだろうか?
ニュースを見ているといろいろな感情が湧き上がってきます。
政治に対してもそうですが、この国は頭のいい人たちが都合の良いようにルールを作って、頭の悪い人たちを騙しているように思うことがあります。
権力やお金などの「欲」は人を変えてしまうのだろうと思う今日この頃です。
島根原子力発電所2号機の原子炉設置変更許可について|プレスリリース|中国電力
当社は,島根原子力発電所2号機の原子炉設置変更許可申請について,本日,原子力規制委員会から許可を受領しました。 島根原子力発電所2号機については,2013年12月25日に原子炉設置変更許可申請書を
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