皆さんは「親ガチャ」と言う言葉をご存じでしょうか?
若い人たちの間で広まっている言葉で、100円玉を入れて、レバーを回すとカプセルが出てくる「ガチャガチャ」にように、自ら親を選ぶことが出来ず、どんな親の元に生まれてくるかは運任せと言う意味で使われているようです。
これは確かにそうだと思います。
裕福な親の元に生まれてくる子と、貧困な親のものに生まれてくる子では、確かにその時点でアドバンテージがあります。
子供がどのような親をもつかによって、教育機会だけでなく、学習意欲、体験、そして就業機会の格差まで大きな影響を受けるのは間違いありません。
そして、その問題は子供だけでは解決できないものが大半です。ましてや、自分が親ガチャに外れたことに気付いていない子供が大半ではないでしょうか。
これは大人も同じです。自分が毒親であることに気付ける大人がどれだけいるでしょうか。
自分が正しいと思って行っていることも、周りから見ると非常識であったり、子供を苦しめていることがあるかもしれません。
しかし、この問題はこれからも解決しないと思います。
なぜなら、経済格差や教育格差は、今に始まったことではないからです。
だから私は、子供たちが進路を決めるような年齢になれば、この世の中が平等ではないことを教えてあげる必要があると感じています。
私自身も、子供たちからするともしかしたら毒親かも知れませんし、親ガチャのハズレかも知れません。
「親ガチャ」と言う言葉を知り、親としての自分が当たりなのか、ハズレなのか、考えさせられる今日この頃です。
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頑張る意欲さえ奪われる…マスコミが報じない「親ガチャ」の本当の原因と解決策 | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン)
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