今回はNHK NEWS WEBで取り上げられていた「消せないメール」という記事をご紹介したいと思います。
最近、私の下の子が妻のスマホを使ってLINEで連絡をくれるようになりました。
覚えたての平仮名や片仮名を使って、たどたどしい文章ですが、一生懸命に文字を入力しているのだと思うと、とても愛おしいくなります。
今回紹介する記事は、私の息子と同じ年頃のお子さんを持つ家庭にまつわるお話です。
そのご家庭にも3人のお子さんがおられ、旦那さんはお仕事、奥さんは育児に追われる日々を送られていたそうです。
特に旦那さんは仕事が忙しく、子育ては奥さんが大半を担っており、ワンオペ家事状態。
そのような日々を過ごすうちに、奥さんに異変が起こります。
いわゆる育児ノイローゼ状態。
毎日お子さん3人の面倒を1人で見る。
1人でも大変なのに、3人も毎日、面倒を見なくてはいけない。
これは子育てをされた方にはわかると思うのですが、とても大変なことです。
でも男性って、気付けないんですよね。
忙しく働いていると、どうしても育児を軽視してしまいがちになります。
私もそうでした。年間、7~800時間もの残業。
父親として頑張って働いている。
自分自身で言い訳をつくって、家事や育児を奥さんに任せてしまっていたことがあります。
この記事ではお母さんの異変に気付いたお子さんが、父親に必死にSOSを送るんです。
学校で覚えたての平仮名を使って。
「きょうはなんじにかえってくる?」
「いまどこ??」
「パパすぐにかえってきてくださいねほんとうに」
「パパかえってきておねがいします。」
「ママがおかしくなってる」
「まママがたいへんしんじゃう」
お子さんから送られてくるメールの内容はどんどんエスカレートしていき、このままではまずいと思った旦那さんは時短勤務を採用されたそうです。
私はこの記事を読んで、自分はどうだっただろうかと振り返りました。
きっと私の妻もこの記事の奥さんと同じような想いをしていたと思うんです。
改めて奥さんには申し訳ないと思いましたし、自分の器の小ささが嫌になりました。
私の職場でも忙しく働いている旦那さんがたくさんいます。
しかし、そういった方に限って、家庭を顧みず仕事を優先した結果、離婚をされ大切なものを失っておられます。
忙しく働くサラリーマンの方には、自分の大切なものを失わないようにこの記事を是非読んで欲しいと思います。
きっと自分の大切なものが見えてくると思います。
大切なものが見えてくると、優先しなくてはいけないことが何なのかきっとわかると思います。
大切なものは失う前に気付いて欲しいですね。
失ってからでは遅いですから。
・消せないメール
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