みなさんは「マンダラチャート」をご存じでしょうか?
マンダラチャートとは目標を達成するために、必要なことを洗い出すためのツールであり、メジャーリーガーである大谷翔平選手が実践していたことで一躍有名になったものです。
強い目標(夢)を中心に置き、周囲に分野ごとの目標を置き、その周囲に実現化するために必要な具体的な行動を書き込んでいくシートです。
大谷翔平選手は高校1年生頃にプロ野球選手になるために「ドラフト1位8球団指名」を最大の目標に定め、それに必要な8つの項目として、①体づくり、②人間性、③メンタル、 ④ コントロール、⑤キレ、⑥スピード160キロ、⑦変化球、⑧運を挙げています。
そもそもこの「マンダラチャート」は1979年に、経営コンサルティングを行う株式会社クローバ経営研究所の代表・松村寧雄氏により考案されたフレームワークのようです。「目標達成」、「問題解決」、「思考整理」、「情報整理」等、様々な分野で利用できることが大きな特長で、現在ではこのマンダラチャートを元にして、様々な企業が独自のアレンジ等を施したフレームワークや手法も広がりつつあります。
このマンダラチャートは一言で言ってしまえば、「なりたい自分」を明確にできるもので、株式会社クローバ経営研究所はなりたい自分になるための項目として、中心核を「人生目標」とし、その人生目標を達成させるための8項目を「健康」「仕事」「経済」「家庭」「社会」「人格」「学習」「遊び」を設定することを推奨しています。
ちなみに、株式会社クローバ経営研究所の社員Aさんの人生目標シートは以下のようなったそうです。
◎Aさん…人生目標は「周りに優しくする能力がある人間」
人生目標と言われると、どうしても構えてしまいますが、例えばもう少し考える期間を短くして、3年後になりたい自分について考えてみても良いと思いますし、来年の目標のようにもう少し考える時間を短くしても良いと思います。
大事なことは記載したシートを毎日自分の目の届くところに置いておくことです。
人間はどうしても目標を忘れてしまう生き物ですので、常にとまでは言いませんが、最低でも1日1回は自分の作成したシートを嫌でも目に入る位置に置いておくとよいと思います。
みなさんも、自分の人生目標と成長に向かって、日々努力していきましょう。
●大谷翔平選手が実践していた目標達成のための「マンダラチャート」を作って書いたみた
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