今回は大石洋子さんの著書「7日間でなりたい私になれるワーク」をご紹介します。
突然ですが、みなさんは自分のなりたい自分になれていますか?
仕事もバリバリして、英語も話せて、容姿端麗、スポーツも万能。
そんな完璧な人はいないかもしれませんが、自分のなりたい自分になれている人は少ないのではないでしょうか。
そもそも、自分のなりたい自分になることすら諦めている人が大半だと思います。
しかし、本書ではあなたの思考が現実を作り上げていると述べられています。
いやいや、そんなことはないと思われるかも知れませんし、私もそう思っています(笑)
自分の思考で現実が変わるのであれば、苦労はしないですよね。😅
ですが、本書のタイトルにもありますが、本書では7日間で自分のなりたい自分になれる(近づける)方法が記載されていますので、ご紹介します。
潜在意識が現実を作る
まず、最初に私たちの思考には顕在意識と潜在意識の2つが存在しています。
顕在意識とは私たち自身が把握できている意識であり、思考全体の5%を占めていると言われてます。
分かりやすく言うと、ご飯が食べたい、お風呂に入りたい、釣りがしたいなどが顕在意識となります。
潜在意識は顕在意識とは反対に私たち自身が把握できていない意識、無意識と言うとわかりやすいのかも知れませんが、思考全体の95%を占めていると言われています。
この数字からわかるように私たちの思考のほとんどは潜在意識から成り立っており、本書ではこの潜在意識を変えることが重要であるとされています。
人は1日のうちに約60,000回の思考を行っているようなので、数値化すると顕在意識の思考が約3,000回なのに対して、潜在意識での思考は57,000回と言うことになります。
この顕在意識と潜在意識の乖離が、その人がなりたい自分になれているのかの指標になります。
潜在意識を変えることが出来れば、現実を変えることに繋がるというわけですが、そもそも無意識である潜在意識をどのようにしたら変えれるのかを、次項で説明します。
顕在意識と潜在意識のギャップを埋める
なりたい自分になるためには顕在意識と潜在意識の乖離を埋める必要があります。
人って顕在意識では「お金持ちになりたい」と思っていても、潜在意識では「今の給料ではお金持ちになれない」と思っていることが多いんですよね。
ですので、顕在意識で「お金持ちになりたい」と思っている場合、潜在意識でも「お金持ちになりたい」と思えるようになる必要があるんです。
そのために、潜在意識を変える方法をご紹介します。
【私が本当に欲しいものはなんだろう?】
A4の紙とペンを準備します。A4の紙に、あなたが、自覚しているなかなかできないことを次の5つに分けて記載します。
① 人間関係について (彼女が欲しい、好きな人に出会えない)
② 仕事・スキルについて (資格試験に合格しない)
③ お金について (貯金が出来ない、出費が重なる)
④ 家族、家庭について (息子が登校拒否)
⑤ その他 (健康、ダイエット、住まいなど)
書き出したら、なぜ願いが叶わないか気付くために以下の1~3の手順を実践してみてください。
手順1 ①~⑤ を見直し、気付いたことをすべて紙に書く
手順2 手順1でネガティブなことに気付いたら、手順3に進む(なぜ願い事が叶わないのか?願い事が叶ったら困ることはないか?)
手順3 手順2で気付いたネガティブな思考をただ受け入れる(思考が良いとか悪いとかではなく、自分がそのように思っていたのかと知ることがポイント)
これはなりたい自分になるための7日間ワークの内、1日目に紹介されていた内容です。
このほかにも残り6日間のワークが本書には紹介されていますが、自分を本当に変えたいと思っておられる方は、是非、本書を手に取って7日間のワークを実践してみてください。
7日間で本当になりたい自分になれるのであれば、こんなに手っ取り早くコスパの良いものはないと思います。
みなさんがなりたい自分になれることを願っています。
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