「食べてはいけない」「食べてもいい」添加物

ライフハック

今回は渡辺雄二さんの著書「「食べてはいけない」「食べてもいい」添加物」をご紹介します。

まだ体が未熟な子どもは、日ごろ口にする食べ物から大きな影響を受けます。ですが、子どもが口にする市販品にも、体に有害だと考えられる添加物が使われています。ソーセージには発色剤がよく使われている。お菓子に使われる人工甘味料は危険。加工食品に含まれるカラメル色素は安全?など、なじみの112商品を徹底解説します。

著者の渡辺雄二さんは科学ジャーナリストとして、食の安全性に関する書籍を多数出版されており、ベストセラーをいくつも記録されています。

本書はそんな渡辺さんが近年、体への悪影響が囁かれている食品添加物について、食べても良い食品添加物と、食べてはいけない食品添加物を紹介してくれている本となります。

それでは、本書の中で紹介されていた食品添加物に関することをご紹介します。

食品添加物とは?

食品添加物とは、食品に対して業者にとって都合が悪い部分を補うために使われている物質を指します。成分表示欄に記載されている調味料、保存料、着色料等が主になりますが、これらを多く摂取することで、ダルさ、疲れやすさ、生理不順、下痢、癌などを引き起こす可能性があることが示唆されています。                                                 食品添加物の安全性は動物実験でしか確認されておらず、人間では調べられていません。

動物実験でも急性の中毒や死亡、発がん性や臓器の異常などのはっきりした症状については、調査されていますが、胃の不快感、アレルギー反応、ホルモンバランスの乱れなどの小さな影響は確認されていないのが実情です。動物実験なので、そこまで調べられないと言った方が正しいかも知れません。

また、食品添加物単体では実験されていますが、多数ある食品添加物を複数同時に摂取した場合の影響も調べられていないのが実状です。

食品には多数の添加物が投与されていますので、添加物同士が反応して強い毒性を持つ添加物に変化する可能性もあります。

食品添加物は食べ物の色を鮮やかに見せたり、保存性を良くしたりする目的で使用されていますが、本来は食べ物ではありません。

厚生労働省が使用を許可している食品添加物は2014年時点で800種類以上になりますが、その中には自然界に存在しないものもあります。

そのような添加物を摂取し続けることで日頃の体調不良やアレルギー症状、そして癌の原因になる可能性があります。

少しでも添加物を摂取しないよう成分表示に気を付けたり、自分で調理することが重要です。

2.食べてもよい食品                                                  

現代の食生活において、ほとんどの食品に添加物が使用されていますので、添加物を摂取しないことは不可能に近いです。

そのためには、添加物の影響がほとんどない食べ物や無添加の食品を選んで食べる必要がありますので、本書で紹介されていた食べてもよい食品をご紹介します。

【主食系】                                                   切り餅、スパゲッティ、マカロニ、そうめん、うどん、蕎麦

【加工食品とお菓子】                                                   豆腐、油揚げ、納豆、海苔、わかめ、縮緬雑魚、ヨーグルト、バター、ナッツ、羊羹 、甘栗、カステラ

【飲み物】                                                   コーヒー、お茶、野菜ジュース    

【調味料】

ソース、ケチャップ

3.食べてはいけない食品                                                  

次に本書で紹介されていた食べてはいけない(避けるべき)食品をご紹介します。

【主食系(コンビニ)】                                                   おにぎり(特に明太子)、サンドイッチ、菓子パン、弁当、カップ麺、パスタなど

【加工食品・生鮮食品】                                                   ウィンナー、ハム、いくら、明太子、冷凍エビ、沢庵、紅ショウガ、福神漬け、オレンジ(輸入品)、サラダ

【その他】

サラミ、裂きイカ、ゼリー系グミ、ガム、エナジードリンク、炭酸飲料、豆乳、ダイエット甘味料

今回紹介したものは本書で紹介されていたもののの代表的なものですので、是非、食品添加物について興味が湧いた方は本書を手に取って読んでみたください。

私たちが普段何気なく口にしている食品が、どれだけ危険性を持っているか知ることが出来る本となっています。

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