今回のブログは、食事について書こうと思います。
突然ですが、みなさんは食事をどのようにお考えでしょうか?
生きてく上で必要な行為、娯楽、ストレス発散など、食事に対する価値観は人それぞれだと思います。
独身の頃の私は、食事にあまり関心や興味がなく、生理現象としてお腹が空くので食べていた印象です。
もちろん食事の対して好き嫌いや、栄養バランスについて気にする事は多少なりともありましたが、あまり食事について深く考えたり、気にする事はありませんでした。
私は結婚するまで実家暮らしだったので、いつも母親が作る料理を何気なく食べていたのですが、結婚して妻のご飯を食べるようになり、結婚するまで風邪を引いたり、体調を崩すことのなかった私が体調を崩すようになりました。
体が丈夫なことだけで、今の会社に就職したようなものなので、風邪を引くようになると、自分の身体が弱く、老いているように感じたのを今でも覚えています。
なぜ今まで風邪を引かなかったのに、風邪を引くようになったのか?
そのように考えたときに、原因と考えたのが食事です。
その頃から少しずつ食事に対する意識を変え、料理や栄養について調べるようになり、自分で料理をするようになったのですが、食事に対して最も意識が変わったのは結婚をして子供が産まれてからです。
私の息子は乳製品や卵に対してアレルギーがあったので、嫌でも購入する食品の原材料や栄養表示成分表は見なくてはならず、それに、こんなことを言ってしまうと妻に怒られるかも知れませんが、私の妻は料理が苦手です。
どれだけ健康的な食事を作るようにお願いしても、インスタント食品や冷凍食品が食卓に並ぶことが多く、外食をすることも多かったので、専業主婦である妻に栄養バランスの良い食事をお願いすることを諦めました。
出来ない人に出来なことをお願いしても出来ないので、出来ない人を出来るようにするか、出来る人がやるしかない訳ですから、それなら私自身がやろうと。
息子は今でこそ食べ物に対するアレルギーはなくなりましたが、当時はかなり大変でした。
そういったことがあったから、親である私も食事について勉強するようになり、多少なりとも料理が出来るようになったのだと思います。
食事の事を勉強するにつれて、私は食事を以下の4つに大別できると考えています。
①.体に良く、美味しい食事
②.体に良く、不味い食事
③.体に悪く、美味しい食事
④.体に悪く、不味い食事
もちろんその他にもコストや手間と言ったものが関与してくるとは思いますが、複雑になるので、今回のテーマからは省略します(笑)
食事を4つに大別した時、みなさんが普段食べている食事はどのゾーンに当てはまるでしょうか。
④の「体に悪く、不味い食事」の食事を摂る人はいないと思うので、大半の方は①~③の食事を摂取していると思います。
ですが、①~③のゾーンのうち特に気を付けていただきたいのが、③.体に悪く、美味しい食事です。
現代社会は豊食の時代であり、利益を目的とした安くて簡単で美味しく、体に悪い食品が溢れています。
ハンバーガーやフランクフルトなどのジャンクフード、インスタントラーメンやカップラーメンなどのインスタント食品、ベーコンやウィンナーのような超加工食品など、恐らくこれらの食品を1度も食べたことがない人はいないと思います。
私は本来料理は、②.体に良く、不味い食事を①.体に良く、美味しい食事にするものだと思っています。
ですが、現実は②.体に良く、不味い食事を③.体に悪く、美味しい食事にする料理をする人が多いように思います。
本来であれば体に良い食材も、調理方法によっては体に悪い食材に変わってしまいます。
そのことを意識して料理をしている人がどのくらいいるのでしょうか。
体に悪いものを食べていれば、必然的に体にエラーが起きます。
体にエラーが出たら、なぜそのようなエラーが出たのか、普段、体にエラーが出ない人はどのような食事をしているのか、少しでもいいので考えてもらいたいと思います。
特に子を持つ親の方は、仕事や家事、育児で大変なのはわかりますが、ほんの少しでもいいので、食事内容について気にかけてもらい、子供たちに体によく、美味しい食事を作ってあげて欲しいともいます。
食事は私たちの体を作るうえで切っても切り離せないものです。
身体に起こるエラーのほとんどは「ちゃんとした食事をとっていないから」と言う理由で片づけられます。
風邪を引いた → ちゃんとした食事を摂っていないから
体調不良になった → ちゃんとした食事を摂っていないから
頭が悪い → ちゃんとした食事を摂っていないから
身長が伸びない → ちゃんとした食事を摂っていないから
イライラする → ちゃんとした食事を摂っていないから
ハゲる → ちゃんとした食事をとっていないから
離婚した → ちゃんとした食事をとっていないから
少々強引な整理もありますが、食事が間接的に関わっているのは間違いありません。
それくらい食事は大事です。
私は食事を気にかけるようになってから、風邪を引いたり、体調不良になることが明らかに減りました。
また、私が作った食事を子供たちが「おいしい」と喜んで食べてくれると、それがまた料理をしようと思う原動力になります。
今はネットやSNSなどで簡単に食事や調理方法を調べることが出来、何なら1週間の献立メニューも紹介してくれているサイトやブログもあります。
「食」と言う漢字は、「人」に「良」と書きます。
反対に「口」に良い物を「山」ほど食べて「病」になることを「癌」と書きます。
安くて簡単で美味しい食べ物が簡単に手に入り現代だからこそ、改めて食事の重要性を考えたいですね。
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