「ベストセラー健康書」100冊を読んでわかった健康法の真実

今回は「健康書」プロ編集者の会さんの著書である「「ベストセラー健康書」100冊を読んでわかった健康法の真実」をご紹介します。

◎よく効く健康書100冊のポイントが、この一冊でわかる!
1500冊を超える「健康書」を作ってきた編集者チームが、必読の健康書「100冊」を厳選。健康書ジャンルのベストセラー本、話題となった本、良書などから、エビデンス(科学的根拠)やその健康法の実践のしやすさ等も考慮しつつ、その内容を検証・分析し、エッセンスを抽出。

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◎健康上手になるための「9つの基本ルール」と、「42の真実」とは?
必読の健康書100冊を検証・分析してわかった「基本ルール」は9つだけ! この9つの基本ルールを知っておくだけで、あなたも明日から「健康上手」になれる。
基本ルール1の「ガマンして、”糖質制限” を実行する必要はなし!」から、基本ルール9の「重視すべきはエビデンス(科学的根拠) だが、”医者任せ” は避ける!」まで、意外に知られていない “健康情報のキモ” が、この1冊でマスターできる。

ちまたにあふれる健康情報は、“誤解” だらけ! 42の真実を知らなければ、健康にはなれない!
ちなみに……
「糖質制限」の真実▶「糖質を含む食べ物」には、おすすめの食材もある/ほか
「アブラの摂り方」の真実▶ 4つの脂肪酸の「種類」を意識すべし/ほか
「腸活」の真実▶「善玉vs.悪玉」菌論はもう古い⁉ 腸内環境は “多様性” が大事/ほか
「体のほぐし方」の真実▶ 痛いところ、不快な部位が、「ほぐすべき部位」とは限らない/ほか
「筋トレ」の真実▶ のどの筋肉や骨盤底筋など、“見えない筋肉” も重要/ほか
「ウォーキング」の真実▶ 期待する健康効果は、「ただ歩く」だけでは得られない/ほか
「ダイエット」の真実▶ ダイエットに成功するカギは、特別なダイエットをしないこと/ほか
「アンチエイジング」の真実▶「加齢」と「老化」は別物。老化は、予防も治療もできる/ほか
「医者、病院」の真実▶…… “最新の治療法” を探し回るより、セカンドオピニオンが大事/ほか
もし、知らない「真実」があったら、本書をご覧ください。

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◎コラムも充実。最近、「話題の健康法」についても理解が深まる!
たとえば、朝食はしっかり食べたほうがいいのか、それとも朝食抜きのほうが健康にいいのか――どっちがいいか知っていますか? 心身の健康に役立つ呼吸法ってどんなものかは知っていますか? 自分と家族の認知症対策―― 何をすればいいか知っていますか?

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健康であれば、たいがいのことは解決できます。
自分に合った健康法を知っているか、知らないままでいるかで、
人生の幸福度は大きく変わってきます。

この本を読んで、
いつでも、どこでも、どんな時にも役立つ「健康力」を
あなたも身につけてみませんか?

本書は1500冊以上の健康書を作ってきた編集チームが、おすすめの健康書100冊に厳選し、重要ポイントを纏めてくれた書籍です。

本を読まれている方の中には、読んだ本によって正反対の事を述べている本に出合われたことがあると思います。

モノの見方については、方向や角度によって正しかったり、正しくなかったりするので、どうしてもバラツキが生まれてしまいますが、本書は限りなく正しい情報が集約されており、健康に興味がある方には是非とも呼んでいただきたい書籍となっていますので、本書の内容を少しだけご紹介します。

1.ウォーキングは歩数より歩き方

健康と聞いて、まず始めようと思うのが運動だと思います。

運動と言っても、筋トレのような無酸素運動とジョギングのような有酸素運動がありますが、誰もが最も取り入れやすい運動はウォーキングではないでしょうか。

厚生労働省も健康のために推奨する歩数として1日1万歩を掲げており、誰でも気軽に取り入れやすく、精神的にもリフレッシュ効果がある言われています。

しかし、本書ではただ歩くだけでは、私たちが期待する健康効果が得られない可能性が示唆されています。

一般的にウォーキングを行う際に基準として用いられるのが、「歩数」だと思いますが、実は歩数よりも、そのウォーキングでどれだけ体に負荷をかけることができたかが重要です。

人間の体の原理原則は負荷をかけて筋肉を壊し、リカバリーを得て元の負荷より高い負荷に耐えられるようになります。

そのためには低強度で体にあまり負荷のかからないウォーキングだと、健康に寄与する効果が少ないわけです。

そこで本書では体に負荷をかけるウォーキングとして、インターバル速歩が推奨されていました。インターバル速歩というのは「ゆっくり3分歩く」⇔「早く3分歩く」を繰り返し行う歩き方で、この方法を5セット、 4回/週実施した中高年の男女では、1日1万歩歩くグループより体力年齢が10歳若かったという実験結果が出ています。
本書ではインターバル速歩だけではなく、20分の早歩きやスロージョギングも推奨されていましたので、自分にあるものを取り入れましょう。

また、本書では歩くスピードと合わせて姿勢についても、健康効果を左右すると述べられています。

猫背、反り腰等は体への負担が高く、怪我の原因にもなるので、せっかくウォーキングを行うのであれば、最高の姿勢を意識してみてください。

2.加齢と老化の違い

生きていれば老いを防ぐことはできません。

時間と共に加齢が進み、私たちの体は老いに向かって進んでいきます。

しかし、老化スピードについては、人それぞれの生活習慣で遅らせることが出来ます。

老化とはストレスや暴飲暴食、運動不足などのより加齢スピードより速く体の生理機能が低下することです。アンチエイジングと言えばわかりやすいでしょうか。

老化の主な原因は酸化糖化の2つに分類することが出来ます。

このうち酸化については、私たちが生きていくうえで必要な呼吸により取り入れた酸素の一部が活性酸素となり、体内の細胞を傷つけてしまうため、酸化を完全に食い止めることはできませが、「抗酸化物資」と呼ばれるビタミン類やポリフェノールなどの酸化を食い止めれくれる食品を多く摂取することが最も効果的と言われています。

次に糖化ですが、厄介なのはこちらの方です。

糖化は体の老化や肌のシワやシミなどの見た目の問題だけにとどまらず、癌や心筋梗塞、糖尿病などの病気の原因にもなっています。

こちらについては、糖質を多く含む食品の摂取を控えることや適度な運動を行い、体内の糖質をエネルギーとして使用することが有効であり、私たちは普段の何気ない食事の中で、過剰な糖質を摂取していると言われていますので、アンチエイジングを求めるのであれば、糖化をどのように防ぐかを意識してみましょう。

今回や本書の概要を記載しただけですが、数ある健康本を1冊にまとめてくれており、信頼性も高いので、健康に関心がある方は是非手に取って読んでみてください。

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