今回は杉井光さんの著書である「世界でいちばん透きとおった物語」をご紹介します。
主人公は書店で週3日のアルバイトで生計を立てる青年:藤阪燈真。20歳。
燈真は不倫の末に出来た子で、ずっと母親と2人暮らしだったが、その母親も交通事故で無くなり、現在は1人暮らし。
燈真の父はベストセラー推理作家だった宮内彰吾という人物であるが、生まれてから一度も会った記憶がない。
そんな父も病死したことを知らされるが、亡き父が死ぬ間際に書いていた「世界でいちばん透きとおった物語」というタイトルの遺稿探しをすることになり、その過程を通して自分の知らなかった父:宮内彰吾という人物に触れることになります。
推理作家だった父:宮内彰吾が残したかった遺稿とは何だったのか?
洗練された文章と紙の本でしか体験できない衝撃の感動が結末に待ち受けていますので、興味のある方は是非読んでみてください。
読み始めればきっと、本作に夢中になり最後までスラスラと読めると思います。
本書は王様のブランチでも紹介され、累計20万部を超えるヒット作となっています。
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