今日もていねいに。ＢＥＳＴ１０１

今回は松浦弥太郎さんの著書「今日もていねいに。ＢＥＳＴ１０１」をご紹介します。

本書の著者である松浦弥太郎さんは、ＣＯＷ　ＢＯＯＫＳ代表でウィキペディアではエッセイストやエッセイスト、日本の文筆家、書籍商として紹介されていました。

お恥ずかしながら、私は本書を手に取るまで、著者がどのような方なのか名前も聞いたことがなかったので知らなかったのですが、本書のタイトルがとても印象深かったので、本書を購入しました。

私たちが生きるこの世界は、正直、面倒であったり、嫌なことの連続ですよね。

私は人付き合いや仕事、暮らしにおいて、毎日のように生きづらさを感じています。

本書は著者の代表作ともいえるベストセラー作品『今日もていねいに。』『あたらしいあたりまえ。』『あなたにありがとう。』の中から、「暮らし」「仕事の工夫」「人づきあい」の３つの章にわけて、１０１のエッセイに再編集されたもので、１０１のエッセイの中には毎日を丁寧に生きられるヒントが詰まっていました。

例えば「ゆとりがあれば、安心できる。ゆとりがあれば工夫ができる。」、「ウソを付くことは悪い事です。しかし、ウソを付くまで追い詰めた側も同じくらい悪いように思います。」、「約束の目的は守ることではなく、人を喜ばせること。その人の役に立つこと。」など、正直、ハッとさせられる言葉であったり、そんな考え方があるのかと思う言葉がたくさんありました。

きっとこのような言葉や考え方が出来るのは、著者がいろんな経験を積んだからだと思うのですが、人の考え方や価値観に触れられるのは、自分の価値観を広げることに繋がります。

毎日を一生懸命ではなく、丁寧に生きる。

この“丁寧に”と言う言葉が、私たちの人付き合いや仕事、暮らしを楽にしてくれる言葉のような気がします。

毎日のように何かに追われ、息苦しさを感じておられる方は是非、手に取って本書を読んでみてください。

きっとあなたを楽にしてくれると思います😊