今回は塚本亮さんの著書「頭が冴える!毎日が充実する! スゴい早起き」をご紹介します。
著者の塚本さんは小学生の頃から勉強が苦手で、高校1年生の学力テストでは偏差値30台だったらしいのですが、そこから勉強に一念発起し、同志社大学、そしてケンブリッジ大学院に入学した経歴をもつ起業家の方です。
なぜ偏差値30台から同志社大学、そしてケンブリッジ大学院に入学できたのか?
その答えは、高校2年生から始めた早起きだったと述べられていました。
朝活を推奨する本は多数出版されており、睡眠により脳が冴えわたっている朝の時間を有効活用することで、生産性を高めることが出来ます。
起床後2~3時間というのは、脳が最も冴えわたっている時間のため、「脳のゴールデンタイム」とも言われています。
それに、朝と言うのは、誰の邪魔も入りにくく、自分でコントロールしやすい時間帯です。
時間の量としては同じかも知れませんが、朝の30分は夜の2時間に相当するくらい質が高く、仕事や勉強の生産性が上がるだけではなく、早起き出来たことで自己肯定感も上がり、1日の始まりである朝をスムーズに過ごせると、その日1日の生産性やモチベーション、満足度もあがります。
ただ、早起きって意志や根性だけでは、続かないですよね。
早起きにチャレンジして、挫折した方も多いのではないでしょうか。
本書では、早起きを習慣化するためには、自分にとって早起きしたいという意識を持つことが大切だと述べられていました。
人間は一般的に不快からの逃避ではなく、快の追求の方がモチベーションが飛躍的に向上すると言われています。
「~しなきゃ」より「~したい」と思った方が、モチベーションが上がり、習慣にしやすいので、早起きは自分がしたいことをするための手段と思うようにしましょう。
例えば、「早起きしてダイエットのためにジョギングしなきゃ」と思うより、「ダイエットのために早起きしてジョギングしたい」と思う方が続けられるということです。
また、早起きを挫折する主な原因として、良質な睡眠が取れていないことが挙げられます。
早く起きるのであれば、その分、早く寝るようにしないと、睡眠時間を削っているだけになり、睡眠不足から日中の生産性が落ちることに繋がります。
良質な睡眠が取れていない要因としては、飲み会や遅い時間帯の食事、スマホなどのデジタル機器から発せられるブルーライトが挙げられますが、良質な睡眠を阻む誘惑物は極力、避けるようにしましょう。
ちなみに著者の塚本さんは、5時30分に起床し、起床後はカーテンと窓を開け、日光を浴びながらボーし、その後はシャワーを浴び、お気に入りの紅茶やコーヒーを飲み、6時になったら執筆活動を開始し、7時30分になったら散歩やジムに行き、その後、カフェで執筆するそうです。
何だか羨ましい起床後ルーティンですね。
朝の時間を制すものは1日を制す。
本書を本でいるとそんな言葉がぴったりでした。
朝の時間を有効活用し、1日を最大化したいと思われている方は是非、手に取って読んでみてください。
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