言葉の力を高めると、夢はかなう

今回は渡邊康弘さんの著書「言葉の力を高めると、夢はかなう」をご紹介します。

夢は「言葉」にして紙に書くとかなう。
古来、夢をかなえるための秘策として広まっています。

しかし、どんなに書いてもうまくいかない人も大勢います。
じつは、かなわない人は“重要なポイントが抜けていた”のです。

それは、「言葉に宿る力」を目覚めさせること。

この方法で、多くの人が

「会社を上場できました。運よく、自社株も購入できて数十億の資産ができました」
「結婚は正直あきらめていましたが、理想的な人に出会えて、結婚できました」
「びっくりなことに思い描いたとおりの、マンションを購入することができました」
「起業後、すぐに百社近いクライアントが集まりました」
「テレビ出演することができました」
「出版して、各種メディアに取材。売上が倍増になりました」

と、小さいやりたいことから、大きい夢まで実現していきました。

正直恐ろしいのが、これは誰にでも起こってしまうこと。
言葉の力を目覚めさせれば、夢をかなえられるかどうかは、紙に書くか、書かないか。
それだけの違いでしかないのです。

この方法は、世界の神話から最新学術書まで累計2万冊読破する「日本トップレベルの読書のプロ」である著者が、映画や小説がヒットする秘けつを分析した最新理論から導きだしたものです。
そう、まさに「隠されていた願望実現の法則」なのです。

ここから、最新の心理学や脳科学のエビデンスをもとに、言葉の力を高めるための「MUSEの法則」と、
長期的に夢をかなえる「EMPOWERの法則」で、あなたの夢をかなえる人生のシナリオづくりを指南します。

夢は「言葉」にして紙に書くと動き出す。

本書はこんな言葉からスタートします。

誰しも叶えたい夢ってありますよね?

よく自分の夢を叶えたいのであれば、紙に書いていつも目に入るところに貼っておけと言いますが、そんな簡単な方法で夢が叶うのであれば、苦労はしないし、もう既に夢は叶っているはずですよね😅

紙に書くだけで夢が叶う人もいれば、叶わない人もいる。

この違いって何なんですかね?

本書ではその違いは、具体性と言葉の力を高められるかどうかだと述べらえています。

例えば、「フランスに行きたい」と思っている人が、単に「フランスに行きたい」と書いた紙を部屋に貼るのではなく、「1年後の夏休みにフランスに行って、ルーブル美術館を訪れ、モナ・リザを鑑賞する」と具体的に書いた方が、より現実的になります。

更に人間の脳は感情の揺れ動きが生じたものは忘れにくい性質があるため、いかに感情と紐付けれるかが重要です。

本書では、言葉に感情を乗せる方法として【MUSEの法則】が紹介されています。

MUSEの法則とは、

Manifest:紙に言葉で書き、明らかにする

You are the Universe, Thank U:未来にあなたの「体の状態」になりきり、感謝する

Scene:未来の「シーン」を映像で浮かべる

Emotion:達成したときの「感情」を味わう

の頭文字であり、夢を加速度的に動かし、言葉の力を高めるためには、未来のあなたの「体の状態」になりきり、未来の「シーン」を映像で浮かべ、達成したときの「感情」を味わいながら、紙に言葉で書き、宇宙に明らかにし、感謝することです。

そしてもう1つ大切なことは、脳は夢までのストーリーを現実としてみなす習性があることから、夢までの道筋をEMPOWER】の法則に沿って、ストーリー化することです。

【EMPOWER】の法則とは、

Emergency:緊急性のシーン。あなたは日常の中で、毎日に不安を抱えているか、夢へのあこがれを抱いている。緊急度の高い出来事に遭遇したとき、夢が動き出す。

「あなたの夢が動き出す、緊急背の高いポジティブな出来事とは?」

Mentor & Muse:メンター&ミューズの登場のシーン。夢をかなえる最も確実な方法は、既にかなえた人に会うこと。その人に会って、教えてもらい、それをそのまま実践すれば、大抵のことはかなう。

「あなたの夢を既に達成している人に出会うとしたら、どんな人物で、どんな場所で出会ているだろうか?」

Problem & Power:障害とパワーの発現のシーン。新しいことにチャレンジすると、不思議といつも同じような障害にぶち当たる。パートナーの反対、同僚の反対と言った外的障害や不安、恐れと言った内的障害も起こる。

「新しいことにチャレンジしたとき、いつも起こる障害とは?」

「障害を乗り越えるきっかけとなる力は何か?」

Organize:新たなる仲間との出会いのシーン。障害を乗り越える過程で仲間にである。夢は1人で叶えるものではなく、仲間とともに叶えるものである。

「あなたの才能を支えるチームメンバーや仕組みとは?」

Wanted:新たな才能に目覚めるシーン。チームが出来るからこそ、個が埋没してしまう。自分自身の新たな力や経験が必要になってくる。その力とは一体何か?

「チームを乗り越えて、さらなる高みへと自分を成長させるために必要なこととは?」

「どんな分野の圧倒的なナンバー1、オンリー1になっているのか?」

Encounter:最大の難関の出現シーン。夢をかなえるための最大の難関にぶつかる。難関という疑似的な死を通して、人間的に大きな成長を遂げる。

「あなたの夢で最大の難関はどんなことだろうか?」

Resonance:新生会の誕生シーン。あなたが夢をかなえることで、新たな世界が誕生する。その世界はあなたという存在の才能が開花することで、誰かが癒されたり、救われたりする世界。

「夢をかなえることであなたの人生はどのように変わるだろうか?」

「あなたが才能を開花させることで、切り拓かれる世界はどんな世界だろうか?」

の頭文字であり、これらの項目を踏まえ、自分の夢までのストーリーを描いてみましょう😊

夢を持てない大人の大半は、子どもの頃から“出来ない”を洗脳さえている方が多いと言われています。

「あなたには無理よ」

「そんな夢、叶いっこない」

と子供の頃に大人に言われると、知らず知らずのうちに、夢は叶えるものではなく、叶わないものだと言うイメージがついてしまいます。

ですが、自分の人生なんですから自分のやりたいことやなりたい自分になるために、行動することはその人の自由なはずです。

夢までの道のりの中には、必ず外乱が起き、障害が立ち塞がるものですが、そんなものは叩き潰していきましょう😆

叶わない夢もあるかも知れませんが、諦めた夢は瞬間に永遠に夢のままです。

夢を叶えたいと思っている人は、是非、本書を手に取ってみてください。

きっとあなたの夢が動き出すはずです😊

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