今回は知念実希人さんの著書「死神と天使の円舞曲」をご紹介します。

主人公は人間を未練から解放し「地縛霊化」を防ぐ2匹の動物。犬のゴールデンレトリバーであるレオと黒猫のクロ。
本来は亡くなった人の魂を道案内する高貴な霊的な存在であるが、動物の姿を借り、地上に降り立ち、人々の未練を開放する仕事をしています。
そんな2匹は、今まさに自殺しようとしている青年や死ぬ間際の女性の切ない思いを叶え、この世の未練から開放しようと奔走しますが、この2匹が追うものが偶然にも事件に発展します。
本書は可愛らしい2匹の動物が引き起こす感動とミステリーが詰まった作品であり、2匹がどのように事件を解決するのかがとても面白く、ラストの感動に導く作品となっていました。
また、本書はシリーズ作の第3作目であり、1作目、2作目からの流れも継承した作品になっていますので、是非、興味のある方はお読みください。
現在はこのシリーズは累計70万部を突破する人気作品になっているようですが、読んでみるとその理由がきっとわかると思います😊
1作目:優しい死神の飼い方
2作目:黒猫の小夜曲
3作目:死神と天使の円舞曲
死神と天使の円舞曲 (光文社文庫) [ 知念実希人 ]価格:836円 (2025/2/11 10:42時点) 感想(2件) |
死神と天使の円舞曲(ワルツ)【電子書籍】[ 知念実希人 ]価格:836円 (2025/2/11 10:42時点) 感想(0件) |
死神と天使の円舞曲
コメント