あっという間に人は死ぬから「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方

今回は佐藤舞さんの著書「あっという間に人は死ぬから「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方」をご紹介します。

歳を重ねるにつれて、時間経過は早く感じますよね。

このように時間経過が早く感じるのは科学的には未解明ですが「行動のパターン化」が有力と言われています。

簡単に言うと、同じことばかりしているので新鮮さが薄れ、脳が慣れてしまっている状態です。

子どものころ、遠足に行く旅路は長く感じたのに帰る際は短く感じるのと同じです。

そしてもう１つ、歳を重ねるにつれて感じることと言えば「時間が無い」と言うことではないでしょうか。

大人になると日々のタスクが多くなり、どうしても自分が自由に使える時間には限りがあります。

仕事、家庭、育児などのタスクがある人は尚更ですよね。

突然ですが、皆さんは２０分の隙間時間が出来たら何をしますか？

２０分…というのは、長くもなく、短くもない中途半端な時間ですが、大半の人はスマホを構いながらダラダラとしてしまい、２０分の休憩時間が過ぎ去ってしまうと思います。

ですが、子どもの頃の記憶を思い返してみてください。

小学生の頃は授業の合間に２０分の休憩時間があれば、校庭に出てサッカーや野球、鬼ごっこをしていませんでしたか？

大人になると、どうしてもやらないといけないことが増えるので、自分のための時間や自由時間を増やすことは現実的ではありません。

ですが、１日の中に２０分程度の隙間時間と言うのは、必ずあると思います。

そういった隙間時間をダラダラとスマホを構って、惰性で消費するのではなく、子どもの頃のようにやりたいことをやれば、１日の充実感は格段に向上すると思います。

私も本書を読んでみて、実際に１日にどれくらいの隙間時間があるのか確認してみたら、１５分～２０分程度の隙間時間は意外とあったんですよね。

そして、その１５分や２０分の隙間時間に自分のやりたいことをするようにしたら、夜寝る前の充実感が明らかに違うのを感じました。

また、１日当たりのスマホの使用時間も減ったことで、物事に取り組む際の集中力も向上しました。

大人になるとやることが増え、毎日を惰性で過ごしてしまいがちですが、やっぱり大人になっても子どもの頃の純粋な気持ちを持ち合わせている人は傍から見ても毎日が楽しそうで、充実しているように見えますよね😁

本書は子どもの頃の純粋さを思い出させてくれ、自分に素直に生きる手助けをしてくれる本でした。

１度しかない自分の人生は、余計なことに費やす時間を減らし、自分のやりたいことに全力投球したいものですよね😊