今回は荒木俊哉さんの著書「こうやって頭のなかを言語化する。」をご紹介します。

☆★「ビジネスブックマラソン」で紹介されました(2024年12月17日)★☆
☆★文化放送「田村淳のNewsCLUB」に著者出演(2025年1月11日)★☆
☆★YouTube「本要約チャンネル」で紹介(2025年1月27日)★☆
☆★YouTube「学識サロン」で紹介(2025年5月27日)★☆
☆★YouTube「フェルミ漫画大学」で紹介(2025年10月17日)★☆
【言語化メソッドの決定版、ここに誕生!】
☆世界三大広告賞ほか国内外20以上の受賞歴
☆トップコピーライターが20年かけて編みだした独自メソッド
☆言語化にセンスや才能は関係ない
10万部突破のベストセラー
『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』の著者が1000人以上のメソッド体験者の生の声を活かしながら約1年という時間をかけて新しい言語化メソッドを開発!
それが本書の「言語化ノート術」である。
そもそも言語化力は、だれにでも必ず身につけられる能力だ。
「言語化を習慣にすること」
これができれば……だ。
ただ、これが本当に難しい。
そこで本書の「言語化ノート術」は、1日3分&3ステップで実践できる超シンプルな設計になっている。
時間をかけずに無理なく続けられる。
続けやすいから確実に成果が出る。
とにかく5日間だけやってみてほしい。
そのとき、あなたは確実に変わっている。
【目次】
第1章 言語化力の高い人がやっていること
・言語化力アップのために本当に必要なこと
・トップコピーライターは、こうやって言葉をつくる
・20年の経験から生まれた言語化につながる聞き方
第2章 こうやって自分の話を聞いていく
・思いを言語化できると、仕事のトラブルが減る
・「自分と話をする」ではなく「自分の話を聞く」
・使っている言葉に思考の癖が出る
第3章 一瞬で思考がまとまる超効率メソッド
・ステップ1【ためる】「できごと+感じたこと」をメモする
・ステップ2【きく】頭に浮かんだ言葉をノートに書きだす
・ステップ3【まとめる】現時点での「結論」を1行で書く
第4章 【実践】「言語化ノート術」5日間体験
・たった5日間でも確実に効果が出る
・【1日目】謝らない先輩にモヤモヤした
・【3日目】クライアントにほめられて、うれしかった
第5章 「言語化体質」になれば、うまくいく
・言語化力アップ以外に、あなたに起こるプラスの変化
・「なにを言うか」がわかると「どう言うか」も上達する
・言語化力の向上に終わりはない
みなさんは、自分の頭の中の考えをしっかり言語化できていますか?
会話の中でどうしても自分の頭の中の考えが纏まらず、上手く自分の考えを相手に伝えられなかった経験はないでしょうか?
私は日常茶飯事です。
仕事に際に上司に状況を説明する際であったり、先方に対して当社や商品の魅力を伝える際にどうしても頭の中の考えが言葉となって伝えられないことが良くあります。
本書の著者である荒木さんもコピーライターとして働き始めた際は、そのようなことが良くあったそうです。
コピーライターとして経験を重ねた現在でこそ、言語化が出来るようになったと述べられていますが、そもそも私たちが言語化を苦手にしているのは、教育システム上、致し方ないのかも知れません。
学校の授業で「国語」は学びますが、「言語化」の授業はありませんし、社会人なってからも「マナー研修」はありますが、「言語化」の研修はありません。
私たちの身の回りに言語化する方法を教えてくれる先生や先輩、上司がいれば、私たちの言語化能力は変わって来ると思いますが、大半の人にとって、そんな人が身の回りにいることはありません。
本書はこれまで頭の思考を言語化することが苦手だった人が、言語化でき、日常のモヤモヤやストレスから解放される書籍となっていますので、それでは本書の内容を少しだけご紹介します。
1.言語化力が高い人がやっていること
言語化と聞くと「話す能力」「伝える能力」「書く能力」などのアウトプットする能力と思われがちですが、実はベースとなるのは聞く力であると本書では述べられています。
もちろん聞く力と聞くと相手の話を聞くことである「傾聴」をイメージされると思いますが、特に重要なのは自分自身の声を聞くことである自問自答です。
本来、思考する事というのは、自分自身の話を聞くカウンセリングです。
自問自答を繰り返しながら、その出来事や感情に対する解像度を高め、頭の中を整理していく。
言語化するためには、自分自身の頭の中が整理できていないと、やっぱりアウトプットできないので、言語化が上手い人というのは聞く力の能力が他の人より秀でている傾向があります。
2.言語化ノート術
言語化能力が高い人を見ると、センスや能力だと思われるかも知れませんが、そんなことはありません。
冒頭で述べたように、言語化について、私たちが今まで習ってこなかっただけです。
だからこそ、言語化に対する知識や方法、トレーニングをすれば、誰でも言語化能力は向上します。
本書では、まずは日常的に頭の中を言語化する習慣を身に着けることが、言語化能力を伸ばす近道であり、そのための方法として言語化ノート術が紹介されていました。
言語化ノート術は【ためる】【きく】【まとめる】3つのステップに分かれており、1日3分で出来るお手軽な習慣化術ですので、是非、試してみてください。
STEP1 できごと+感じたことを1日1個目もする
例)掃除終了 テンション爆上がり
STEP2 頭に浮かんだことをノートに書き出す
STEP1でメモしたことに対して「~したのはなぜか?」を付け加える
STEP3 現時点での結論を1行で書く
STEP2で書き出した思考の中にある同じ言葉をピックアップする
この3ステップにおまけとして、【備える】(今後の行動を言語化しておく)というものもありますが、詳細は本書を手に取ってお読みいただければと思います。
言語化能力が身に着くと、コミュニケーション能力が向上したり、自分の本音が見えたり、行動が明確になったりと、より良い人生を過ごせるようになることは間違いないと思います。
皆さんも是非、本書を手に取ってみてはいかがでしょうか😊
価格:1650円 |
こうやって頭のなかを言語化する。【電子書籍】[ 荒木俊哉 ] 価格:1400円 |
![]() |
新品価格 |


コメント