今回は佐野よるさんの著者「腹を割ったら血が出るだけさ」をご紹介します。

しかしそれは、「愛されたい」という感情に縛られ、偽りの自分を演じ続けるという苦しい毎日だった。
ある日、茜寧は愛読する小説の登場人物、〈あい〉にそっくりな人と街で出逢い――。
本書の主人公は高校生の糸林茜寧(いとばやしあかね)。
茜寧は友達や恋人に囲まれ、一見“充実した日々”を送っていますが、本心は「愛されたい」という強迫的な欲求に縛られ、周囲に合わせて“偽りの自分”を演じ続ける苦しい毎日を過ごしています。
そんな茜寧を支え、心の唯一の拠り所が1冊の小説『少女のマーチ』。
その小説の登場人物である「あい」に、彼女は強い憧れを抱く。
ある日、茜寧は街で「あい」にそっくりな人物と出会います。
その青年も自らを「あい」と名乗り、まるで小説から抜け出したかのような人物に出会い、茜寧の“現実”と“物語”が交差し始めます。
本書は、ありのままを誇る美しい青年「宇川逢」、自分のストーリーを作り続けるアイドル「後藤樹里亜」、他者の失敗を探し求める茜寧の幼馴染「上村竜彬」などの腹腔の人物の視点を中心にそれぞれが抱く「生きづらさ」や「本音と建前のギャップ」、「自分の人生をどのように生きるか」をテーマに物語が進んでいきます。
誰しもが自分に真っ直ぐ生きれないこの世の中に憤りや葛藤を感じたことがあると思いますが、そんな思いを抱えながら生きているのは自分だけではないと寄り添ってくれる本でした。
日々の生活に痛みや苦しさを感じておられる方は是非、本書を手に取って読んではいかがでしょうか。
きっと読み終わる頃には温かさに包まれると思います😊
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価格:880円 |
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