ムダがなくなり、すべてがうまくいく 本当の時間術

今回は望月俊孝さんの著書「ムダがなくなり、すべてがうまくいく本当の時間術」をご紹介します。

生きている時間に限りがある以上、時間は上手く使いたい。

これは誰しもが思っていることだと思います。

時間の使い方はその人を表すと言ってもいいくらい、その人の特徴や性格が出ます。

誰しも１日２４時間という平等な時間を与えられているにも関わらず、どうして時間の使い方に差が生まれるのでしょうか？

時間の使い方は、うまい方が良いに決まっています。

なぜなら時間の使い方がうまい人は人生を充実させることが出来るからです。

自分の人生を充実させ、後悔の少ないものにするためには、自分の大切なものに時間を使うしかありません。

ですが、毎日ダラダラとＳＮＳを見てしまったり、行きたくもない飲み会に付き合いで参加してしまったりと、大切な時間を自分の意にそぐわない使い方をしてしまっている方が大勢いるのが現実です。

本書はタイトルの通り、世界中の研究結果から時間の使い方に関する３６個の真実を紹介してくれており、「なるほど」と思う内容や目から鱗の情報もあり、時間の使い方を上達させるためにとても参考になる本でした。

また、本書では１日１０分間実践するだけで、時間の使い方が上手くなる方法として【アイビー・リー・メソッド】が紹介されていました。

アイビー・リー・メソッドとは、アメリカの生産性コンサルタントであるアイビー・リー氏が考案した時間術で、やるべきことが明確となり、タスクに追われるプレッシャーから解放される時間術の王道と言われています。

その方法は至って簡単で、以下の４つのステップに沿って、行動するだけ。

ＳＴＥＰ１：１日の終わりに翌日達成すべき最重要な６つのタスクをリストアップする

ＳＴＥＰ２：リストアップした６つのタスクに優先順位を付ける

ＳＴＥＰ３：翌日、優先順位が１位のタスクに全力を注ぎ、２位以降のタスクは絶対に手を付けない

ＳＴＥＰ４：優先順位に沿ってこなし、その日のパフォーマンスを最大化する

こうして文字に起こしてみると、とても簡単そうに見えますが、私たちの生活は外乱や無駄なことに費やす時間がとても多く、このステップ通りに行動できていない人が大半です。

その結果、自分が本当にしたいことに時間を割けず、成果を上げることが出来ないと言う訳です。

このブログは２０２５年の２月に投稿していますが、２０２５年も早くも１カ月が経過しました。

新年に立てた目標に取り組めていない人は、本書を読めば、自分の目標に時間を投資できるようになること間違いなしですので、是非、手に取って読んでみてください😊