医者が教える最強の不老術細胞レベルで若返る食事と習慣のすべて

今回はマーク・ハイマンさんの著書「医者が教える最強の不老術細胞レベルで若返る食事と習慣のすべて」をご紹介します。

近年、「人生１００年時代」という言葉をよく耳にするようになり、現役世代の方は老後が心配になり、節約や投資をして、老後資金をどうにかして確保しようとされていますが、ちょっと待ってください。

お金がいくらあっても、健康でいられなければ、意味がありません。

ＵＮＦＰＡ（国連人口基金）が発表した平均寿命が最も長い国（２０２４年）では、男女とも１位は香港となっていますが、日本は男性が４位、女性が２位と未だに高い数字を保っていますが、大切なのはどれだけ病気にならず、介護を必要とせず、健康でいられるかの物差しである健康寿命です。

それに、「１２０歳まで生きたいですか？」と問われたとき、私は生きたいとは思いません。

年齢を重ねれば重ねるほど、運動能力が落ちたり、病気になりやすくなったりと、不自由が増えるイメージがあり、どうしても年齢を重ねることに魅力を感じないためです。

ですが、８０代以降も病気にならず、活動的で精神的にも元気なままで過ごせるとしたらどうでしょうか？

自分の好きなことが出来たり、孫やひ孫の成長を見守ることが出来たら、なんだか夢や希望が出てくると思います。

著者は私たちが“老化”と思い込んでいるものは、実は“異常な老化（病気）”であり、最新医学を用いれば治療できると述べられています。

現在、私は３６歳ですが、本書に記載されていることを実践すれば、何歳からでも健康や長寿に大きな変化もたらすことが研究ベースで実証されていますので、是非、老化を食い止めたい方は実践してはいかがでしょうか。

それでは、本性に書かれている最強の不老術を少しだけ紹介します。

不老長寿のポイント

本章で紹介されている不老成長寿のポイントとしては、以下の５つがありますが、その中で最も重要なのは、①最適な栄養と述べられています。

①最適な栄養（食事）　←　最も大切！

②運動と身体活動

③睡眠とリラックス

④ストレス管理

⑤人間関係とコミュニティ

それもそのはずですよね。

私たちの体は私たちが食べたもので出来上がっています。

ですが、ついついお手軽なジャンクフードやインスタント食品、砂糖まみれの加工食品を食べてしまいがちですが、健康的に長生きするためには、以下のような食生活を心掛ける必要があります。

・筋肉を作るたんぱく質を積極的に摂取する

・腸の状態が良くなる（＝善玉菌を増やす食品）を摂取する

・体内の炎症を引き起す糖質の摂取を控える

・オメガ３脂肪酸などの良質な脂質を摂取する

・断食により消化器系を時には休める

もちろん食事のこと以外にも運動やストレス、睡眠に関することも記載されていましたが、健康意識が高い人からするとビックリするような内容が書かれているわけではありません。

正直、当たり前の事が記載されているだけかも知れませんが、その当たり前の事を、当たり前にすることがどれだけ難しいかは、このブログを読んでくださっている皆さんであれば、よくご存じだと思います。

当たり前の事を当たり前にする。

本書はそんな当たり前のことを後押ししてくれる本となっています。