今回は汐見夏衛さんの著書「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」をご紹介します。

主人公は高校2年生の丹羽茜。過去の苦い経験により誰からも好かれる優等生を演じながら高校生活を送っているが、その反動から自分の表情を隠せるマスクを手放せなくなるマスク依存症になってしまいます。
そしてもう1人の主人公が茜と同じクラスの深川青磁。青磁は自分の思ったことを口にし、自分がやりたいことをする自由奔放な性格で、茜とは正反対。青磁は自分にウソを付いて作り笑いでみんなの機嫌を取る茜のことを「嫌いだ」と言うくらい、2人の関係は険悪なものでしたが、お互いが今の性格になったのには過去に秘密があり、青磁が書いた絵をきっかけに2人の関係性は急展開を迎えます。
人には誰にも知られたくない秘密の1つや2つはあるもので、他者を重んじる日本人にとっては、本当の自分をさらけ出すことが難しい世の中ですが、本書はそんな息苦しさを抱えながら青春を過ごす高校生にフォーカスを当てた作品です。
既に本書は映画化もされており、主人公の丹羽茜役を久間田琳加さん、深川青磁役を白岩瑠姫さんが演じています。
また、本書はアナザーストーリーも出版されるなど、人気青春恋愛小説となっていますので、是非、手に取って読んでみてください。
きっと読み終わることには、感動に包まれると思います😊
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