オックスフォード式 最高のやせ方

ライフハック

今回は下村健寿さんの著書「オックスフォード式 最高のやせ方」をご紹介します。

あなたがやってきたダイエットは
失敗するようにできていた!


たとえば……

・食事量を減らしたら体重が減った!
 それはただ単に水が抜けただけ
・一日おきに断食すると、
 内臓脂肪を逆に維持する
・5キロのジョギングで消費カロリーは500kcal。
 ご飯をおかわりしたら効果ゼロ。
・〇〇食べるだけダイエットに
 学術的な裏付けはほとんどない

長年、世界ナンバー1大学に君臨する
英国・オックスフォード大学で活躍した日本人医師が、
最新の研究から既存のダイエット法を徹底検証。

そこから見えてきた驚愕の事実をもとに、
体も心もハッピーになる
最高のダイエット法を考案!

簡単、苦しくない、リバウンドしない、体が若返る!
もう、これでダイエットは終わりにしませんか?

著者の下村健寿さんは福島県立医科大学主任教授であり、元・英国オックスフォード大学で生理学・解剖学・遺伝学の研究に従事された経験を持つ医学博士・医師の方です。

英国のオックスフォード大学と言えば世界大学ランキングで何年も1位を獲得している名門中の名門なので、そこで研究に従事され、尚且つ、同大学からメリット・アワードを授与されている凄い方です。

下村さんは主に現代病とも言える糖尿病や生活習慣病を研究されてきた方であり、そんな方が本書で健康的に痩せた体を手に入れ、更にそれを維持する方法をまとめくれています。

それでは本書に記載されていた内容を、少しだけご紹介します。

1.難しい食事制限

ダイエットと聞いて真っ先に思い浮かぶのは『食事制限』ではないでしょうか。

しかし、本書では食事制限によるダイエットは難しいと述べられています。

その理由としては、人間は医学的、生理学的に食欲は我慢できないようにできているためだそうです。

私たちが食べたいと思う食欲には、生きていくために必要な食欲である恒常性食欲快感を覚えるための食欲である報酬系食欲の2つがあります。

恒常性食欲だけでは太ることはないないのですが、太る原因は報酬系食欲にあります。

報酬系食欲は皆さんも一度は経験があると思いますが、お腹いっぱい食べても、目の前にケーキやアイスなどのデザートが出てきたら、お腹いっぱいのはずなのに別腹で食べれてしまったといったやつです。

本来、食事と言うのは、お腹が減っているかどうかで判断するべきなのですが、この報酬系食欲は脳に働きかけ、脳からドーパミンが分泌される仕組みになっているため、いくらお腹が満腹状態でも止められません。

脳内物質のドーパミンは人間の快楽を司る神経物質のため、私たちが思っている以上に支配力がある物質です。

大麻などの薬物依存症のように、意志力だけでこの快楽に抗うことは容易ではありません。

その結果として、食事制限によるダイエットが上手くいかないのです。

2.運動によるダイエット理論

運動で消費するカロリーは私たちが思っている以上に少なく、少量の食事やスナック菓子で元が取れてしまいますが、本書では運動のタイミングと強度をうまく調整すれば、最低限の努力でダイエット効果を発揮できると述べられています。

本書で紹介されている最小限の運動によりダイエット効果が得られる方法は、以下の3つです。

①.空腹時間に運動をすること

②.低強度の運動を長時間行うこと

③.焦らずゆっくり、この運動を続けること

運動する際のエネルギー供給源は運動強度によって、血中や筋肉中に含まれるグルコースやグリコーゲンなどの糖質、肝臓や脂肪として蓄えられている脂質になりますが、本書では脂質をエネルギーとして使用する強度の低い運動を長時間(30分程度)することが勧められています。

強度の低い運動の例としては

①.30分のウォーキング

②.50mダッシュ後にウォーキング20分

③.ジョギング15分

④.スクワット1分+腿上げ15分

 ※腿上げは膝を上げたら1秒間静止

⑤.踏み台昇降 20分                                            

などが本書で照会されていましたが、自分に合ったものを行うようにしましょう。

ダイエットで重要なのは筋肉を落とさず、脂肪などの贅肉をいかに落とすかですので、そのために、脂肪をエネルギーとして使用する①~③のような運動をすることが重要になります。

また、本書では空腹である状態である朝食前に運動することが推奨されていますが、みなさんの中には空腹時に運動することで、筋肉が分解されるのではないかと心配される方もおられるかと思いますが、運動後に朝食を摂取すれば、筋肉の分解は防げるようなので、過度に心配する必要はありません。

3.食事のコツ

本書では食事制限によるダイエットは長期的に続けるのが難しいことから推奨されていませんが、人間にとって食事が大事なことは言うまでもありません。

どれだけ運動をしても暴飲暴食を繰り返せば、簡単に運動で消費したカロリー以上を摂取してしまいます。

運動によるダイエットに加えて、食事にも気を付ければ、ダイエット効果が上がるのは間違いないので、本書に紹介されている食事のコツを紹介しておきます。

食事では次の3つを心掛けましょう。

①.寝る3時間前までに夕食を済ませる

②.食べる順番を工夫する

③.早食いをしない

どれも当たり前のことですが、その当たり前が出来ていないがために、ダイエット効果が出ない1番の理由です。

少しの努力で成果を出せると思い続ければ、それが当たり前になり、いつしか無理なく続けることが出来ます。上手く習慣化し、習慣を身に付けることが人生を有意義に過ごせる1番の方法ですので、みなさんも本書の内容が習慣化できるようにトライしてみてください。

本書は巷に良くあるダイエット法や信頼性の乏しいものではなく、無理なく痩せれてリバウンドもないダイエット方法ですので、興味のある方は、是非参考にしてみてください

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