「炭水化物は悪い」
「いや、複合炭水化物は摂るべきだ」
「フルーツは果糖が多いからNG」
「いや、フルーツは完全食だ」
「朝食はしっかり食べろ」
「いや、朝は抜くべきだ」
健康本を読めば読むほど、食事法の正解がわからなくなる。そんな経験、ありませんか?
私自身、健康やパフォーマンスに関心が高く、これまで数多くの健康本を読んできました。
でも、読めば読むほど混乱する。Aの本では「これが正解」と書かれていたのに、Bの本では真逆のことが書かれている。
いったい何を信じればいいのか?
そんなモヤモヤを解消してくれたのが、国府田淳さんの著書『健康本200冊を読み倒し、自身で人体実験してわかった 食事法の最適解』です。
本書の魅力:3つのポイント
1. 情報の“交通整理”がされている
200冊の健康本を読み込み、そこに書かれている主張を「賛否両論」で整理。
たとえば、炭水化物やフルーツ、肉、朝食の是非など、真逆の意見が飛び交うテーマについて、どんな主張があり、どんな根拠があるのかを冷静に分析しています。
この構造化された整理が、読者の「自分に合った食事法を選ぶ」ための土台になります。
2. 実践者としてのリアルな検証
著者は単なる読書家ではなく、自らの体を使って実験を重ねてきた実践者。
健康診断の数値を改善し、体重を落とし、集中力や思考力を高めるなど、具体的な成果を出しています。
この「自分の体で確かめた」視点が、読者の信頼を引き寄せます。
3. 「万人に効く食事法はない」という結論
本書の核心は、「最適な食事法は人それぞれ」というシンプルで力強いメッセージ。
遺伝、体質、年齢、生活習慣――それぞれの前提が異なる以上、唯一の正解は存在しない。
だからこそ、情報を鵜呑みにせず、自分の体で確かめる姿勢が大切だと説いています。
実践してわかった「食事の最適解」:私の体験
私自身もこの本を読んでから、いくつかの食事法を試してみました。
特に意識したのは以下の3点です:
- 朝食はフルーツ中心にして、消化にエネルギーを使いすぎない
- 添加物や人工甘味料を極力避ける
- 納豆・味噌汁・キノコ・海藻・良質な油を積極的に摂る
結果、体重が自然に落ちただけでなく、日中の集中力が明らかに向上。
読書量も増え、仕事のパフォーマンスも上がりました。毎晩の晩酌も自然と減り、朝の目覚めがスッキリするように。
本書で紹介されている「食の選び方」
本書では、食材や食事法を以下の3つに分類して紹介しています:
- 体に良いとされる食材・食事法
- 体に悪いとされるもの
- 評価が分かれるグレーゾーンのもの
それぞれの代表例を、私なりの視点で簡単にまとめてみます。
✅ 健康に良いとされる食材
| 食材 | 効果 | 補足ポイント |
|---|---|---|
| 納豆 | 腸内環境改善、血糖値安定、骨強化 | 質の良い納豆を選ぶ(発酵時間・添加物) |
| 味噌汁 | 免疫力UP、抗酸化、美肌 | 毎日飲みたい万能スープ |
| キノコ類 | 低カロリー、がん予防 | 味噌汁や副菜に活用しやすい |
| 海藻類 | 食物繊維、腸内環境改善 | 乾燥保存が効くので常備しやすい |
| 良質な油 | 脳機能UP、炎症抑制 | 亜麻仁油・えごま油・オリーブオイルなど |
❌ 健康に悪いとされるもの
| 食材・習慣 | 問題点 | 対策 |
|---|---|---|
| 添加物・人工甘味料 | 発がん性・代謝異常の懸念 | 原材料表示をチェック |
| グルテン | 消化不良・慢性疲労 | 小麦断ちで体調変化を観察 |
| 揚げ物 | 酸化・AGEs生成 | 揚げたてを少量にとどめる |
| 加工食品 | 栄養価が低く中毒性あり | 自炊・素材中心の食事へ |
| 牛乳 | 体質によっては不調の原因に | 合わない人は控える |
まとめ:食事法は「選ぶ力」がすべて
この本を読んで強く感じたのは、「情報を信じる力」ではなく「情報を選ぶ力」が大切だということ。
健康本を読んで「これが正解だ!」と飛びつくのではなく、複数の視点を知り、自分の体で試し、合うものを選ぶ。
そのプロセスこそが、健康への最短ルートなのだと思います。
食事は毎日のことだからこそ、少しずつでも「自分に合った最適解」を見つけていきたいですね。
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